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カテゴリ:医療・制度・法律
「1週間前から下痢が続いているんです」
「便検査してもいいですか?」 「してください」 「ノロ(-)ロタ(-)アデノ(-)です」 「デング熱は大丈夫ですか?」 「?蚊に刺されたんですか?」 「先週親子で西宮に居たんです」 「熱が出たらすぐ日赤に駆け込んでください」 1週間前から下痢4回/日ある1才2ヵ月の女の子。36.5℃。亀クリを受診しましたが、鼻粘膜と咽頭扁桃に軽度発赤がある程度でした。 念のために便検査を希望か聞いたら検査させてくださいました。 ノロ・ロタ・アデノの便ウィルス検査は陰性でした。結局便培養も陰性。 整腸剤を処方しようとしたら「デング熱は大丈夫でしょうか?」との質問(>_<)「蚊に刺されたんですか?」「先週西宮に居たんです」「蚊に刺されなければ大丈夫です」「本当に大丈夫なんでしょうか?」「亀クリでは診ることができないので熱が出たら日赤救外に駆け込んでください」エボラのことまで質問しそうな勢いなので質問を遮って帰っていただきました。恐い恐い。 デング熱は熱帯病ですので亜寒帯の飛騨高山には存在しません。もし熱帯地方(西宮)でネッタイシマカに刺されても3~14日の潜伏期以内に発熱ならば日赤救外に駆け込むようです。 亀クリには来ないでね。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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