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カテゴリ:ヘルペスウィルス
「熱とボロが」
「帯状疱疹ですね」 「???」 「潜んでいた水疱瘡が弱ると出てくるんです」 「何で弱ったんですか?」 「溶連菌(+)です」 今春に発熱時の潜血で受診したことのある4才の女の子。 4才2ヵ月:IgE:25、卵白1(0.51)、ミルク0.21、ダニ0.20、HD0.17、イネ科・ブタクサ・杉・猫・犬・小麦・大豆・サバ<0.10、IgG794、IgA72、IgM116、イムノカードマイコプラズマ抗体(+) 2日前から腹・背部に発赤疹、昨夜38℃あったので受診しました。 左肋間の帯状疱疹および鼻粘膜の腫脹と咽頭扁桃の発赤腫大を認めましたので、検査したら、溶連菌迅速(+)でした。 4才8ヵ月:溶連菌迅速(+) 溶連菌感染(鼻炎+扁桃炎)で弱ってしまい、水痘帯状ヘルペスまででてしまった、と思われましたので、抗生剤CDTR-PI+抗ウィルス剤バルトレックス顆粒・ビダラビン軟膏を処方しました。 昔の教科書では、帯状疱疹は9才以上の病気でしたが、最近では、乳幼児の帯状疱疹もときどき来ます。恐い恐い。 左肋間帯状疱疹 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年11月30日 23時29分10秒
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