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カテゴリ:溶連菌
「胃腸カゼが治らないんです」
「ミミハナノド赤いですね」 「胃腸カゼじゃないんですか?」 「溶連菌迅速(+)です」 乳児期に卵アレルギーと、鼻炎中耳炎のあった9才の男の子。母鼻炎・食物アレルギー。 1才7ヵ月のときに、鼻汁と緑色下痢で亀クリを受診し。便培養の結果を電話しましたが「ブドウ球菌性腸炎+カンピロバクター腸炎+病原性大腸菌感染症です」「食中毒なので抗生剤内服ください」「いずれIgE検査してね」すべて拒否されました。自然治癒力に任せるそうです。 1才7ヵ月:便培養:MSSA(1+)、Campylobactetr jejuni(2+)、E.coli(O-25)(2+) あれから8年。 2週間前から、咽頭痛・頭痛・腹痛・鼻汁・咳嗽が続き、近医で(アスベリン・ペリアクチン・ラックB・プリンペラン・カロナール、シングレア・エピナスチン)内服しても治らないと、受診しました。36.9℃ 胸腹部所見に乏しく、鼓膜発赤と鼻粘膜の腫脹充血と咽頭扁桃の発赤腫大を認めましたので、検査したら 9才1ヵ月:溶連菌迅速(+)でした。 今回は「学校伝染病の第3種なので」「法律です!」抗生剤内服を拒否させませんでした。 症状は、CFPN-PI内服で、すぐに良くなってしまいました。 年末からの胃腸カゼはノロなんか全然来なくて、溶連菌で胃腸症状が多かったです。 溶連菌のスーパー抗原(exotoxin)。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年05月11日 23時04分31秒
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