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カテゴリ:蕁麻疹・紅斑・紫斑
「多型滲出性紅斑が治らないんです」
「ハナノド赤いですね」 「なんなんですか?」 「マイコ(+)溶連菌(-)です」 「早く治してください」 「MINO点滴します」 5才頃から鼻汁・咳嗽・花粉症?10才頃から体部ガサガサ掻痒のある12才の女の子。ファゴット好き・パン好きだけど痒くなる。父花粉症・蕁麻疹、母花粉症。 10才4ヵ月:IgE:405、杉3(14.3)、ヒノキ3(5.08)、シラカンバ0.22、イネ科0.21、ブタクサ0.11、ダニ・HD・猫・犬・蛾<0.10、イムノカードマイコプラズマ抗体(-) 1ヵ月前から弟とともに四肢が真っ赤になり、皮膚科で多形滲出性紅斑の診断を受けたが、タリオン+リンデロン、良くならず、2日前から四肢の発赤ボロボロ掻痒疼痛がひどくなったため、亀クリを受診しました。36.2℃ 鼻粘膜の腫脹充血と咽頭扁桃の発赤腫大を認めましたので、検査したら、姉弟ともイムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。 姉:12才8ヵ月:IgE:777、杉6(306.0)、ヒノキ5(52.0)、マラセチア2(1.10)、ハンノキ1(0.67)、カモガヤ1(0.64)、ヨモギ1(0.39)、カビ0.10、ビール酵母・ピティロスポリウム・黄色ブドウ球菌<0.10、TARC:253、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)、溶連菌迅速(-) 姉は。MINO+デカドロン+タチオン点滴+AZM内服で良くなりましたが。 同様の症状の弟は。 弟:10才0ヵ月:IgE:96、黄色ブドウ球菌・カビ・ダニ・HD・杉・ヒノキ・イネ科・シラカンバ・ブタクサ・蛾<0.10、TARC:354、イムノカードマイコプラズマ抗体(+) 、溶連菌迅速(-) 同様の症状の弟は、AZM+タリオン内服だけで良くなりました。一緒に居れば、感染るよね。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年08月30日 00時15分40秒
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