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カテゴリ:漢方・東洋医学・アロマ・まこも
「足の趾が腫れて痛痒いんです」
「しもやけですね」 「毎冬なんです」 「鼻炎も喘息も乾燥肌も霜焼けも冷え症のアトピーです」 「漢方は飲めません」 「補中益気湯の錠剤が出たので試用します」 「調子いいです」 7才頃から、冬悪化するAD、乾燥肌、凍瘡、喘息で時々受診する14才の送球女子。チワワ1名。 2週間前から、足趾の発赤腫脹掻痒疼痛があるので、亀クリを受診しました。 足趾は凍瘡(しもやけ)+一部爪囲炎(皮膚感染症)でした。 鼓膜発赤と鼻粘膜も腫脹充血と咽頭扁桃の発赤腫大を認めましたので、検査したら、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。 14才10ヵ月:IgE:148、ダニ3(15.4)、HD3(12.3)、蛾2(1.18)、杉0.21、イネ科・犬・ブタクサ・カビ・黄色ブドウ球菌・シラカンバ<0.10、イムノカードマイコプラズマ抗体(+) 症状は、AZM+フェキソフェナジン+シスダイン内服+ユベラ軟膏+フシジンレオ軟膏塗布に加えて、ジュンコウ補中益気湯エキス錠開始したら、調子が良いようです。 鼻炎・喘息・乾燥肌・凍瘡は、冷え症のアトピーですので、温める漢方薬が有効です。 しもやけには、黄耆建中湯、補中益気湯、温経湯、当帰四逆加呉茱萸生姜湯、などが使用されますが、エキス剤(細粒)はまずいです。 昨年、補中益気湯の錠剤が発売されましたので、これまで、まずくて飲めなかった児に、かたっぱしから試したら、みんな、調子がよいようです。 極寒地獄。飛騨。恐い恐い。 凍瘡+爪囲炎 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年01月13日 02時02分58秒
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