|
カテゴリ:活在半島
五月二三日 仁川
お昼に卒業生とグロで待ち合わせて仁川へ。 ![]() 中華街。 仁川は中華街で有名な港町です。東京にとっての横浜、大阪にとっての神戸って所でしょうか? でも中華街は最近観光のために再開発されたものです。日帝期は普通に繁栄していたのですが、終戦をはさんで華僑人口は減少。さらに朝鮮戦争以後弾圧され、一時完全に空洞化したようです。『ヘタリア』で中国が「チャイナタウンはどこにでもある。でも韓国だけはダメだったアル」と言っているのはこのことです。 まあ今でも韓国人経営の似非中華が多いです。しかししっかりと中国人がやっている餃子屋を発見して食べてきました。おいしかったですが、やっぱ本場の中華料理は油っぽいです・・・ ![]() で、孔子像。中国知識人は現在でもこの像のように猫背です。 ![]() こちらはマッカーサー。朝鮮戦争の仁川上陸作戦を記念してのものでしょう。 ノムヒョン政権末期に「アメリカ軍国主義の象徴だ。捨ててしまえ!」と反米左派が盛り上がりましたが、無事残りました。それにしてもマッカーサー、事績の評価はともかくめちゃめちゃ仕事してますね・・・ それにしてもこの像、足長すぎで笑えます。 ![]() 続いて日帝期の朝鮮銀行。 ![]() 日本郵船株式会社。 よく保存されてたもんです。ソウルだったら爆破されてたでしょうw それにしても近代建築というのは実に完成度が高いですよねー。台湾でも普通に使われてます。中国で見た各国の近代建築もまだまだ現役です。まあ当時の最高レベルの技術者達が全力で作ったんでしょうね。 こういうのを見ると「人間のセンスというのは本当に進化しているのか?」とか思っちゃいますね。 ![]() 赤レンガ倉庫。夏にビエンナーレをやるみたいですが、まんま横浜ですね。 ![]() 仁川塔洞聖堂。1897年フランスのキリスト教会が作ったのが初めで、現在のものは1933年に建てられたもの。これまためちゃくちゃ日帝期。 @@@@@ その後、ウォルミドへ。漢字で書くと「月尾島」で、何となくロマンチックな感じ? ガイドブックでは「遊園地が有名」とか書いてありますが、「遊園地」などと言えるような代物ではありません。バイキングが四つとその他幾つかの遊具が集まってあるだけです。正直管理とかもずさんそうですし、道にはみ出してます。 卒業生は乗りたかったのかもしれませんが普通にスルー。 ![]() このウォルミド、現在絶賛整備中です。海沿いとか一応出来てますが、モノレールはまだ出来てません。あとその海岸沿いですが、何か知りませんが海鮮料理店がずらり。 えーと。仁川では魚取ってませんのでここで魚食べても意味ありません。というかたぶん台湾の淡水みたいにしたいのだと思いますが、だったらおしゃれなカフェぐらい並べましょう。 山の方にも行ってみましたが、そっちまでモノレールが続いているようです。またソウルの王宮を模した公園なんかもあります。 たぶんこれから開発が進んで、センス的に間違った方向に行かなければいいデートスポットになりそうです。ソウルにはデートスポットと呼べるようなところはないそうですから、ちょっと仁川まで足を伸ばして、みたいな感じになるんでしょうね。 @@@@@ その後、仁川市街地に戻り夕食。 聖堂の近くに市場があるのですが、ここにあるチキンのから揚げ?が有名らしいです。テイクアウトは人が並んでますが、店内で食べることも出来ます。 そういえばこの日はノムヒョン前大統領自殺のニュースがあった日で、お店のテレビでもそのニュースを流してました。店内には何となく沈痛なムードが漂う・・・ってまあ普通に大声で笑いながら話してる若者達もいましたけどね。 ![]() 夜、こんな風に町並みがライトアップされてます。結構いい雰囲気です。 @@@@@ ということで、仁川についてはこんな感じで。ちゃお。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.06.05 18:41:08
[活在半島] カテゴリの最新記事
|