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大悲山の観音堂石仏
先日紹介しました大悲山の大スギと石仏 ですが、今回は観音堂石仏を紹介致します。 ![]() ![]() 大悲山の麿崖仏の一つである観音堂石仏は 岩窟の掘り込められた、十一面千手観音坐像で あったと考えられている。 現在はほとんどが剥離欠損しているが、本 来は像に高さ約五、五メートル、台座の高さ 約二メートルの堂々とした観音坐像であっ たことが明らかである。 千手観音坐像の両側壁面には、化物坐像多 数が薄肉彫りされている。これらは二重円光 の光景と台座を伴っていて、賢劫千仏とされる。 観音堂石仏は、観音信仰に基づく、平安 時代の麿崖仏の一つであり、わが国の仏教美術 史上重要な価値を有するものとして、昭和五 年国の史跡に指定された。 (観音堂石仏案内版から掲載) ![]() ![]() ![]() ほとんどが剥落していて良くみると当時の 観音坐像が伺い知れます。 現在は石仏を覆うようにお堂になっていて 回りも整備されていますが、保存状態は あまり良いとは言えません。 今日も素敵な出会いがありますように。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.04.12 08:38:10
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