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カテゴリ:自動車
すでにマーチとキューブというコンパクトカーを販売している日産が新たにノートというコンパクトカーを販売しました。いったいどんな狙いがあるのでしょう。
コンパクトカークラスに3種類のクルマを投入するというのがどんなもんかなあと思いました。 実際に試乗しながら隣に乗ってくれた店長さんに質問をしてみると「最近はお客さんのお好みが多種多様なので、1車種でお応えできるのが難しくなってきています。マーチは若い女性に人気があり、キューブは若い男性に人気があります。ノートはマーチやキューブより幅広い層にお乗りいただきたいクルマです。」 ということです。 ざっくりいうと「○いマーチ」と「□いキューブ」、そして「オーソドックスなノート」という感じでしょうか。 エンジン排気量を確認してみるとマーチが3種類(1.0/1.2/1.4L)キューブが1種類(1.4L)。 ノートは少し大きい排気量で1.5Lで1種類といさぎよい。 試乗したのは営業所からしらこばと水上公園までの往復路。 この道、4号バイパスから岩槻に抜ける道なのですが、直線路とハンドリングを感じるのにちょうどよいカーブがあり、道が空いていればおもしろいコースです。 水上公園まではアクセルを踏み込まず、タコメーターでいうと3000回転以下でおとなしく(笑)走ってみました。 久し振りにコンパクトカーに乗ったためでしょうか、走り始めから加速もスムーズでハンドリングも想像した以上に落ち着いていてカーブも安心して切り込んでいけます。 (コンパクトカーってよくなったんだなあ。) 以前に乗っていたラングレー 1.5L 4WDに比べるととってもスムーズで安定感がある、音も振動も静か、20年間の技術の進歩に改めて感動したりしました(笑) で、水上公園からの帰り道、ノートの運転にも慣れましたので、少し元気に走らせてみると、(うん!?、なんかうなり音がするぞ!?エンジンじゃないような音なんだけど、もしかしてCVTから?) 店長さんに質問してみると、「そうですか?音は大きくなりますけれど・・・。」 そこでその音の出所をさぐりたいと思い、営業所の駐車場にあったラティオへの試乗もお願いしました。 駐車場で並んで置いてあって、それほどサイズも違いがないと感じていた事と店長さんの説明でエンジン(1.5L)、ミッション(CVT)が同じだという言葉があったからです。 ノートからすぐにラティオに試乗したので違いがわかりやすかった(笑) よく違いを出しているなあ、というのが本音。 とはいえ本質的に似たような印象です。 ラティオはノートに比べてどっしりとした走り味がありますが、3000回転以上のうなり音は消えていない。車格的にはノートの上ですから遮音材が多いのでしょう。 ハンドリングはどちらもしっかりとしたものですが、ノートの方が小回りが効く感じです。 そういえば、マーチとキューブには試乗したことがありませんでした。 発売された当初にカタログをもらいには行ったのですが、試乗をする気になれなかったんですね、当時は。今回の試乗でコンパクトカーの個性というものを垣間見る事ができたので、今度試乗してみましょう。 で、ノートとラティオですが、わたしは搭載されているCVTに運転する楽しさを感じる事ができなかったのと3000回転以上で発生するうなり音の不快さがどうしても気になるんです。 最大トルクの発生回転が4400回転なんだからそこまでは不快な音の発生は抑えなくっちゃ気持ちよく走れないよ。残念ながら「乗ってもいい」くらいの感想です。 ハンドリングがよかっただけにもう少しがんばってもらいたかった。 <予告です> こういう感じで試乗記を書いていきます 1Lで充分?ヴィッツ(そしてブーンの1.3L) 走りの楽しさが光るスイフト コンパクトカーの王者フィットの評価は変わったか (意外、コルト・プラスの美点) <<お知らせとお願いです>> ※先日第1号が発行されました、知り合いのメルマガです。 読者登録していただけたら嬉しいです。 美しさの秘訣~20歳若返る方法! ※ランキングに参加しています。 お気に召したら、ポチッと押してください♪ ホームページランキングネット ※さぼっているといけませんねぇ。応援、お願いします 現在、35位(車・バイクのジャンル1ページ目に「クルマでエコ」で出ています) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.02.20 19:37:15
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