あなたのクルマの実力はそんなもんじゃないよ

３月に入って、春になったなあ、と感じたポカポカ陽気の日があったかと思えば、
冬型の気圧配置になって、全国的に冷え込んだりしています。

そういえばこんな新聞記事を読みました。

春眠暁を覚えず、ってことわざがありますが、これって
日ごとに変わる温度変化に自律神経が応じきれずに、
体内時計に狂いが生じて起きるのだそうです。

ポカポカするから眠くなるわけではないのですね。

人のからだというのは、季節によって知らず知らずのうちに
なんらかの影響を受けているのですね。


残念ながら３月に入ってからの週末は寒い日になっていて、
毎年楽しみにしていた「越谷梅祭り」も寒さに負けて
行きませんでした。

先週の５，６日だったのです。
今日、クルマで近くを通りましたが、遠目には
まだ八分咲きに見えました。

暖かい日差しの中をドライブしたいですね。



先週、埼玉トヨペットからＤＭが届きました。
マークＸの試乗会のお誘いです。

現在の家族状況からすると、７人がゆったりと乗れるミニバン以外の選択肢は
考えられないのですが、あと２，３年すると長男が免許をとると思います。
すると、クルマ選びの幅も広がってきます。

ミニバンでもいいし、いまの愛車はそのままにコンパクトかーを買い足すのもあり。
はたまた、セダンとワゴンなどの選択もあり。
ハイブリッドとガソリン車との組み合わせもありだよねぇ。

そんなことを考えていると楽しみですね（笑）

先日に行った最新コンパクトカー試乗の気持ちもさめないうちにと思い、
昨日、埼玉トヨペットに行って、マークＸ Ｖ６ ２.５Ｌの試乗をしてきました。


ドアを開けて、さて、エンジンをかけようとすると「エンジン、かかってます」の声。

へええ、いまどきのクルマはアイドリングは軒並み静かだけれど、
けっこう驚き。

マークＸでこれなら、クラウンやセルシオなんかはどんなんやろ？

走っても静か。
エンジンがその存在を自己主張しない。
あくまでスムーズにアクセルを踏み込むとスピードを上げる。
というか、知らぬ間にスピードが上がっているという感覚。

変速機は６速ＡＴ。シーケンシャルシフト付き。

シーケンシャルシフトは、自分でギアを選択できるので、楽しい。
街中や試乗コースを走る限りは４速までで充分。
５、６速はバイパスや高速道路を走るときに必要になるくらい。

自分でシフトをしていても、極めてエンジン音は静か。
だから、室内もほんと、静か。

・・・・・、静かなクルマとしか印象に残らなかった・・・。


その足で、自宅の近所の埼玉トヨタへ。

ここでちょっと衝撃。

何故か気があって、長年クルマのバカ話をしている営業マンが、
もしかすると【異動】になるという。

営業所のなかでは詳しく話を聞けないので、「アイシス」の試乗にかこつけ、
話を聞くことにする。


話をきくと今年夏にオープンする「レクサス店」の１時選考に何故か残ったらしい。

自分では希望を出していなかったようだが、レクサス店の担当部長から推薦をされていたらしい。

そういうこともあるんだ。まあ、会社組織だからそういう面もありますよね、
そう彼はいった。


アイシスは、１.８Ｌエンジン。
マークＸに乗った後ではさすがにパワーを感じない。
でも、１３２馬力のエンジンは充分だと思う。（マークＸ ２.５Ｌは２１５馬力）

比べちゃいけないけど、静かさも違う。
もちろん、愛車エスティマ・エミーナとは断然違うのだけれど、価格差で１００万
あるということは、こういうことなのかな？


アイシスはミニバンとしては好きな車です。
助手席側のパノラマドアは、乗り降りもしやすく、公園や広場などで止まって、
ドアをあけて、くつろぐという雰囲気はとてもいいと思います。

惜しむらくは、ダッシュボードがなにかただ広いだけという雰囲気があり、
そこが運転していて、違和感を感じてしまう。
（これはポルテにも感じた事だ）


一転して、今日午前中、オデッセイに試乗してました。

３代目オデッセイが出たとき、もちろん見に行きましたが、サードシートが
我が家の実情に合わん！と、カタログだけもらってきました。

でも、前述した、ここ２，３年の運転免許取得者が増えるかも、という状況で
次に買うのは、あまり、７人乗車にこだわらなくてもいいかも、という気持ちが
芽生えたので、オデッセイの走りの実力と静粛性の確認。
それからやたらと軽いアクセルペダルは、フィットだけなのか、それとも、
ホンダ車全体に共通しているものなのか。

そんなことを考えながら、試乗に行ってきました。


オデッセイは２.４Ｌ 直４ １６０馬力。（Ａｂｓｏｌｕｔｅは２００馬力）
ＣＶＴ+７スピードモード。

スペック的には、マークＸより少し落ちるものの、動力性能は十二分。

トヨタとホンダ。

静粛性に対する考え方はずいぶん違うようです。

オデッセイは、静かな中にエンジンがその存在を主張する。
ドライバーも自分が操作しているという感覚を自然に持てる。
それがあるからだろう、ＣＶＴ+７スピードでギアを選択して走る事が
とても楽しい。

マークＸとほぼ同じようなコースを走ったが、操作する楽しみは
オデッセイに軍配があがる。

静粛性を一番大切だと考えるのなら、マークＸに限らず、２.５Ｌ以上のトヨタ車を選べばまず間違いはなさそうだ。


フィットの試乗でとても気になったアクセルペダルの軽さ。

オデッセイに軽いという印象はなかった、適度に踏む力が必要でいて、
レスポンスもよいものだった。

ちょっと安心した・・・。


オデッセイについての印象は明らかに登場したときと変わった。
近い将来、長男メインで乗るクルマが我が家に来たときに、
ふだん乗り降りしにくい３列目シートを使わなくても、いざというときに
きっちりと乗れる（乗ってしまえば、けっこう広い３列目）オデッセイは、
私の選択肢に入った。

でも、欲を言ってしまえば、ハイブリッドを搭載してほしかった。
（でも、あの低いレイアウトでは無理があるか・・・。）


そうそう、マークＸ、アイシスには燃費計はついていませんでした。

オデッセイには【瞬間燃費計】がついていました。

オデッセイ　◎　です（笑）




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