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民主党政権となって、米の生産を調整する 「減反政策」の見直しが行われる可能性が報道されています。 農協、農林族の影響力低下 進む脱「減反」(10月6日 産経新聞) ◆そもそもなぜ減反 だいたい、こんな流れがありました。 ・戦後、食糧管理法により、政府が米を全量固定価格で買い上げる政策を実施 ↓ ・農業機械や肥料など生産技術の向上により生産量が増大 ・食事の欧米化等により米消費量が減少 ↓ ・米の過剰在庫の発生 ・米の買い取り価格よりも販売価格が安い逆ざやにより赤字発生 ・過剰在庫は安価な飼料用として処分したために赤字が拡大 ↓ ・生産調整と転作奨励による「減反」 ・その後転作奨励金の予算額が減少し、休耕田、耕作放棄が増加 ◆脱減反による影響 思いつつまま書いてみます^^ ・米の生産増 → ・米価格の下落 ・小麦やトウモロコシの代用が進めば、食糧自給率が上昇 ・米価格の下落 → ・米の消費量が増加するかも ・日本産の米の国際競争力が強まる、輸出の増大 ・農家の収入の減少を補うための制度が必要 ・田んぼの増加 → ・日本の原風景・生態系の維持 (放鳥されたトキの生息環境も増える……) → ・雨水の一時貯留機能による都市水害の減少? 歓迎すべき流れだと思いますが、 今後の動向に注目して行きましょう。 あまり関係ないけど…… 「コーヒー1杯300円、お茶わん1杯50円 なぜ、米が高いと言われるのか?」 なんてコピーをどっかで目にした記憶があるのですが(妙に記憶に残ってる 笑) <関連リンク> 減反政策 - Wikipedia お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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