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「仕事で福島に行くのだけど、やっぱり放射線が気になる 放射線を測るのにいい機種があったら教えて。」 といった話がありました。 確かに、いろんな機種があるし、値段もピンからキリまで。 そこで、自分だったらどれを買うかを考えてみました。 ■何を知りたい? まずは、知りたいのが個人の被ばく線量。 行っている間に、どれ位被ばくしたのかを把握したい。 次が場所場所の放射線量。 そして、食品や飲料水も測りたいところだけど、 この辺の測定機器は高価なので断念。上の2つを対象として…… ■何を測る? よく耳にするのが、セシウム137。 放射性物質としては、ヨウ素、セシウムやストロンチウムが放出されていますが、 ストロンチウムは、遠距離には飛散していないので、ヨウ素とセシウム注目。 半減期は、ヨウ素-131(8日)、ヨウ素-133(21時間)、 セシウム-134(2年)、セシウム-136(13日)、セシウム-137(30年)。 なので、半減期が最も長く影響が残るセシウム-137が主対象・ 放射線には、α線、β線、γ線があるけれども、 メインはγ線。可能であればβ線も…… そこでまずは、個人被ばく線量計。 1 RADFit (携帯型放射線累積線量計) カード式で携帯に便利なので。安価だし。 電離放射線障害防止規則で、実効線量限度5年で100mSv, 1年で50mSvなので、 20mSvが変色したら、ぼちぼち注意。 2 マイドーズミニ PDM-122 γ線、1μSv/h~1Sv/h ただ、RADFitではその場所の空間線量を測れないし、 PDM-122ではあれこれ測るにはやや精度が低いので、 もう少ししっかしとした放射線測定機も欲しい…… となると 3 SOEKS-01M ロシア製 β線、γ線、x線 0.03 - 1000μSv/h 4 RD1706 ロシア製 β線、γ線 0.05~999.0μSv/h というわけで、1+3、1+4の個人被ばく線量計と放射線測定器のセットを。 または、2のみだと思います。 <参考サイト> 比較的低価格なガイガーカウンター『SOEKS-01M』の機能、評価及び使用方法まとめ 原子力資料情報室- セシウム-137 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
November 20, 2011 11:39:28 AM
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