2024/01/29(月)23:49
第170回芥川賞受賞作 九段理江さんの『東京都同情塔』
およそ10日前、
第170回芥川賞・直木賞の選考会が、開かれましたね。
芥川賞の受賞作は、
九段理江さんの『東京都同情塔』に決まりました。
注文していた本が、手元に届きました。
牧名沙羅という建築家が、
物語の主人公です。
彼女の設計事務所は、
「牧名沙羅設計事務所」ではなく、
カタカナの「サラ・マキナ・アーキテクツ」です。
その事務所が取り組むのは、
犯罪者の更生施設である高層刑務所。
そのタワーは、
「シンパシータワートーキョー」と、
呼ばれることに。
それに違和感を覚える、沙羅。
そんな場面から、物語が始まります。
言葉に対する思考が生む面白さが、
描かれます。
東京都同情塔 [ 九段 理江 ]
BLOGランキングに参加しています。
お別れ際に、クリックして頂けると嬉しいです。