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2016年05月27日
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カテゴリ:化学物質
池田こみちさんより報告の解説をいただきました

<背景>
・埼玉県はダイオキシン濃度が高い
・埼玉は全国の発生源周辺よりもどこよりも高い
・冬は高い (雲で覆われるため)
・今のインベント(発生源)は8,9割清掃工業から  自動車、火葬場からは微量
・埼玉県のなぞ
  埼玉でなぜ高い?沿道でなぜ高い? →答えがない
(先生の推測 焼却炉からの風向きでないか)

<調査>
越谷アメダスによると 北西からの風15%  東北東、南南東の風も10%

◎ダイオキシン
  第2工場は煙突がひくいのでダウンドロップ(近隣におちる)

  対象エリア内のダイオキシン類隊佐生特別措置法に基づく対象施設<26-27年度>
  (基準が焼却炉より甘いので、こちらの調査も必要だと感じます)
   草加 5施設(第2工場含む)
   八潮 2施設
   三郷 7施設
   吉川 0
   越谷 7施設(第1工場含む)
 
  主な施設                  適用基準  排出濃度   
   草加市  日本製紙(株) 草加工場      5.0    0.69       
   八潮市  東新油脂(株) 八潮市木曽根    10.0    0.28   
   三郷市  JFE条鋼(株)東部製造所      5.0  3.1     
   越谷市  (株)大友建設 東町        5.0 3.5      
      (有)鳶連   平方 10.0 3.7
※東埼玉資源環境組合第1工場2号炉       1.0 0.12     
                   (埼玉県WEB H26-27)

  焼却炉で年に1回 8760時間中4時間のみ量って意味があるのか
   途切れのない測定の必要性(ヨーロッパでは行われている)

  PCDD と PCDF 測定結果より読み取れること
   PCDD (除草剤 由来)
   PCDF (焼却炉 由来)
   コプラナー(全体の20%と推定)

  EPA方式(アメリカ環境保護)不検出=定量下限値
  WHO方式          不検出= 半分はあったと計算
  MHW方式(日本)        不検出=0である

DSC_0548[1].jpg


  4塩基フランから8塩基フランに右肩下がりである
  風下のPCDFが顕著に右肩下がりになっていて焼却由来であることがはっきりわかる

DSC_0550.jpg

  工場側のいう主張に対して
    分別は徹底されているか?
    電池は?ごみをあけてチェックできているのか
    一酸化炭素の監視=ダイオキシンの監視になるのか
    ダイオキシン濃度を低く維持できるか?
    たち下げ、立上は炉がからっぽになってかだから、
    ダイオキシンはでないというが
    では重油だけを燃やしているのか?

  土壌の規制基準1000pg-TEQ/L
    海外では「子どもの施設」「農地」など用途で基準が違うところもある
  大気の規制基準 0.60pg-TEQ/g
  平成9年の年間排出量は8kgでほぼ100%焼却炉から出ていたのが
    26年度には123 gまで減っていて、廃棄物処理に伴う発生量は55%の68g

DSC_0549.jpg

◎その他の物質に関して
  モニタリング状況   公害防止基準    通用門モニターチェック   
    ばいじん    0.01g/㎥    → 0.000g/㎥(5月16日)
    硫黄酸化物    10ppm以下   →   0ppm(5月16日)
    窒素酸化物    30ppm以下   →   10ppm(5月16日)
    塩化水素     10ppm以下   →    5ppm(5月16日)
    ダイオキシン  0.02ng-TEQ/㎥N以下 
       → 1号炉 0.0003ng-TEQ/㎥N(3月14日)
        2号炉 0.0006 ng-TEQ/㎥N(3月14日)
水銀 今は未規制  0.05mg/㎥N以下(EU基準)
          → 1号炉 0.001mg/㎥N
            2号炉 0.001mg/㎥N

ヨーロッパで規制されている12物質
    アンチモン、ヒ素、カドミウム、クロム、コバルト、銅
    鉛、マンガン、ニッケル、タリウム、ヴァナジウム、水銀

   アンチモンープラスティックの難燃剤   
EX.旧太田第2清掃工場(プラスティック焼却)―アンチモン一番高かった
アンチモンとプラスティックの相関高い
家電の裏の埃の中にもある
(PBDE:有機臭素系の難燃剤(繊維に使われる難燃剤))
風下でアンチモンと水銀が高くなっている

DSC_0547.jpg

<水銀のインベントリー>
金属は生ごみにもあるし、プラにも入っている。 
容器包装のカラフルなものにも…電池だけではないのだ

植物の必須元素―銅、マンガン、ニッケル 高くなるので除いて計算する
★微量な有害物質は根から吸わないが





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最終更新日  2016年05月27日 21時52分57秒
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