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月曜日の日記です。
引越し完了まで、ホームスクールはちょこっとずつしています。 ゆっぴーの算数は、教科書の単元が、「計算の順序」。 きまり1.計算は左から右へ。 きまり2.+、-、÷、×がまじった計算の時は、 かけざんやわりざんを先にする。 きまり3.( )のある計算は、( )を先に計算する。 というやつですね。 ところが、ゆっぴー、30分たっても、1問めで立ち往生して しまいにはソファーで寝転んで、ほかの事で遊びだした様子。 どうも、わからないので途中でやめちゃったみたいです。 私が2階から降りてきたのに気付いたゆっぴー、 テーブルに帰ってきましたが、 +、-に×、÷やカッコが混じってくると、 右から左へを忘れて、右の数字 - 左の数字 なんてやっています。 そこで、私、考えました。 どう言ったら、ゆっぴーにわかるかなぁ・・・ 机の上にゆっぴーの作ったブラックパール号の模型が乗っていました。 私「ゆっぴー、このブラックパール号、 どんな順番で作るんだったっけ。」 ゆ「最初に、船体を作って、甲板の台と甲板を入れて・・・」 私「そうだよね。 でも、船体に甲板をつけて、デッキを全部つけちゃってから 甲板の台を入れてもいいかなぁ?」 ゆ「全部、のりつけちゃってからではできないよ。 後ろを糊付けしてなければ、まだできるけどね。」 私「でも、全部糊付けしちゃってからでは?」 ゆ「あ、それはできない。」 私「そうだよね~。 実はね~、ここで計算する数字は、 ペーパークラフトのパーツみたいなもんなんだよ。」 ゆ「え~?どうして?」 私「数字がパーツで、+とか×とかの記号を見ると ここはくっつけるのか、切るのか、重ねるのか、そういうことが わかるわけ。 たとえば船のパーツは、一緒に組み合わせてから、 他のパーツとくっつけることがあるよね。 それと一緒でね、 ×とか÷は、先に組み立てる部分ってわけ。」 ゆ「あ~そっか~!」 私「じゃあ、船の上の部分を先に組み立てても、 それを下に入れて、船体を上にのせたら、どうなるかな?」 ゆ「そんなの、ちゃんと船にならないよ。」 私「そうだよね~。それと同じでね、 計算の左側と右側は、船なら下の部分と上の部分なのね。 下のパーツの上に、上のパーツを重ねないと、 違うものができちゃうよね。 だから、計算も、右の部分から左の部分を引いたりすると、 違うものができちゃうよ。」 ゆ「あ~そうか~」 (ほんとうは、足しざんや掛け算なら、左右が入れ替わっても 同じ答えがでますけど、とりあえず混乱しないように そのことは説明しませんでした。) ゆっぴーは、もう一度同じ問題に取り組みました。 今度は「さいしょに組み立てる部品はどこかなぁ」と 注意してやっています。 三つの「部品」を組み立てて、かけたり引いたり。 今度はきちんとできました。 そのページからいくつか問題を選んであげると、 今度はどれもできました。 最初の問題で30分も悩んでいたのが嘘のようです。 意識の持ち方で、こんなに変わってくるんですね。 いいところにペーパークラフトがあって、ちょうどよかった。 思わぬペーパークラフトの効用でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年06月20日 12時23分09秒
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