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カテゴリ:江戸しぐさ、江戸言葉、江戸っ子話
江戸しぐさ 3 ~死んだらごめんなさいね~ 長屋暮らしじゃ、井戸も雪隠も共同だ、一人じゃとても生きていけない江戸の町、お互い、明日の身はしれないが、今日を楽しくいこうや、そのためにゃ人と人には良い間合いが必要で、世辞が言えて一人前だと言われてた。 朝起きて、厠に行けば人に会い、井戸端へ水汲みに行けば人に会い、 譲り合いながら暮らすのが長屋しぐさってもんだ。 「おはようございます」「こんにちは」だけじゃ付き合いははじまらねえ、 その後に続いて、「今日はいい天気だね、」「寒くなってきやがったね、」 これを世辞と言うが、なに、おべんちゃらや、へつらいでいってるわけじゃねえ、うまく付き合うための社交辞令というやつだ、 さらにこのあと「婆さんの具合はどうかね」「赤ん坊は元気にしてるかい」と、相手を思いやる言葉が続くとなおさらいいね、~相づちしぐさ~というやつ、これで、ぐんっと、お近づきになれるってもんだ。 それじゃあ、~江戸しぐさ~お勉強しましょうか、 ~しんだらごめん~ 江戸っ子は約束をきっちり守るもの、小さかろうが、口約束だろうが、約束は破っちゃいけないよ。だが、死んじまえば約束は守れなくなる。 ~指切りげんまん 嘘ついたら針千本飲~ます、 しんだらご~めん~ 子供だって嘘には厳しく躾けられていたんだね、 ~お心肥(おしんこやし)~ ~さしのべしぐさ~ 困った人を助けるのはいいんだが、助けてやろうじゃ、上から目線になっちまうよ、 親切にされた人が恥ずかしい思いをしてねえかい?邪心はねえだろうな?まさか、親切を自慢することはねえと思うが、、 おっと、相手が自力でやろうとしていることを助けちゃあ、~ おせっかいしぐさ~になっちまうから気を付けな。 手をさしのべるにも粋がなくっちゃ江戸っ子とは言えねえよ、、 いろいろ~しぐさ~があるけtれど、もともと江戸しぐさは商売繁盛の秘訣として作られたもんだ、繁盛仕草(商人しぐさ)なんていう人もいるぐらいでね、商人としての心掛けが多いんだ。 ~逆らいしぐさ~ 上の者や年長の言うことには「でも、、」「しかし、」「ちがいます、」「いいえ」などと、逆らっちゃいけないよ、謙虚さがなくっちゃ成長できないよ、番頭さんになれないよ、、 ~腕組しぐさに足組しぐさ~ もちろん、商人には厳禁だよ、番頭さんのげんこつが飛ぶ。 ありがとうございました、はいさよならじゃ、お客はまた来てくれない、 相手に名残惜しい気持ちになってもらう心遣いが、~あとひきしぐさ~ 相手が見えなくなるまで見送る、~みおくりしぐさ~ 相手の心に眼で話しかける。~お愛想目つき~ 客を離さない秘訣だlって、、吉原の花魁のことじゃねえのかい? 笑左衛門さん、~隠居しぐさは遠慮のない屁のことかい~
~てやんでい~屁しぐさ~ぐらい知ってらあ、~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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