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カテゴリ:みそひともじ(江戸短歌)
江戸の狂歌 ![]() 正直さとおかしみの中で神髄をついている 五七五七七 世の中に蚊ほどうるさきものはなし ぶんぶといふて夜も寝られず 詠み人知らずとされているが、大田南畝作の説が有力である。 名月を取ってくれろと泣く子かな それにつけても金の欲しさよ 下の句を「それにつけても金の欲しさよ」に付け合うことで、どんな風雅な句も狂歌にしてしまう言葉遊びを「金欲し付合」と言われ大流行した。 世の中に寝るほど楽はなかりけり 浮世の馬鹿は起きて働く(読み人知らず) 足るを知ること、等に通じる高尚なところもあり、怠け者の自己弁護のようなところもある歌。 欲深き 人の心と 降る雪は 積もるにつけて 道を忘るる(高橋泥舟) 世の中を 恥じぬ人こそ 恥となり 恥ずる人には 恥ぞ少なき んんんっ、唸るばかりの 笑左衛門 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年06月20日 14時05分45秒
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