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カテゴリ:本とかマンガとか
まあ流れからしてこれ入手することは目に見えてたよな……
そして入手して大正解だった…… 恐ろしい情報量が含まれてるのに最後はいい感じに(いや(笑)もあったけど)まとめたとこは見事だ…… 要するにまどマギの話とキャラをベースにしてほむらちゃんがループし……ている上で並行世界もあってしまって、その中でいろーんな彼女がいろーんな世界のパタンをやっている話…… なんだが…… 公式二次創作の一つといえばそうなんだけど、はっきり言って「この世界を使って全力で遊び倒してみましたーーーーーーっ」感が果てしない。 それにシロクマの時にも思ったけど、この作者の知識フィールドとギャグの組み合わせはカオスですさまじい。 個人的に好きな世界線。 何故か魔法少女でなくライダーがwちなみに仮面はつきまへん。ただバイクに乗るんどす。 言われずとも語ってくれるというあたりが「バイク乗り」のこだわりをおちょくってる感もええわ。 で、300キロで突入するフィールドって何ですか仮面ライダースピリッツの結城さんの四国入りですかwwww でまあ、いろーんな作品で作者がともかくバイク好きということは端々に出てくるわな。 んでブリズン編。この「上からびよんと降りてくる電ドラ」あたり、ラインに居たことあるんかアナタ、と言いたくなってくるww とか宇宙ステーションの時にはこのキノコ雲はタイムボカンシリーズ…… そんで個人的に一番ツボだった、イタズラほむらと一緒に行動して「息抜きにイタズラしてみる」という回。当初は皆に仕掛けていたけど、反応が一番の「やられキャラ」であるマミを中心にやってみるという。 このイタズラが微妙でもの凄く嫌なとこついてくるとこが凄い。 ちなみにこのイタズラほむらはゆるキャンの大垣千明や、部屋キャンの部分に引き継がれてると思うぞ…… あと何故杉田玄白wwwwしかも異様にリアルwwwwwwwww ゆるキャンでもなでしこがサークルの二人に帰りながらのきゃっきゃうふふライン入れてるんだけど、最後が「byつなよし」とかなるあたりのギャグのレベル高いほうのアレだな…… それとワープ編。 日本が全部美滝原になっていて、ともかくほむらが全然まどか達に追いつけないという。 実は皆ワープ機能を持っていた/彼女は持っていない(つかあとで分かる)ので必死で移動しようとするんだけど、それがバイクだったり列車だったり夜行バスだったりするあたりがまたこの作者の体験を物語っているやうな…… いや、結構長距離移動の手段って、やりつけている人でないとわからない部分があるんだけど、ゆるキャンでも「原付の旅」DVD揃えている桜さんとか…… ちなみにワタシはやっぱりこの作者浜松出身だと思ったよ…… 相変わらず定かではないけど。 この位置を見せるあたりとかww ここで使ってる背景、浜松の駅前のアクトタワーだわwwwwwwwwwwwwwwww 浜名湖のあの地点から富士山がちょっとだけ見えるとかそういう地元民でねえと分からない情報とかあるからなー とか何とかカオスな話ですが最後にやっとまどかが出てくるんだよな。 ところがこのまどかはもう概念のまどかで、もう戦う必要はない、と言われはするんだけど…… ↓がいい。実にいい。 この台詞がたまらんどす。 実際そーよねーと思う。だってここにお集まりの皆さん、皆実年齢は大概「飲酒できる歳」だから、「居酒屋あけみ」に集ってるんだしな。そんだけの時間を一つの目的に繰り返すことができるほど諦めが悪いんだよな。 諦めたのはその場で歳食ってく「ほむ姉」と「むら姉」くらいで。 もうこうなってくると、目的と手段がごっちゃになってきてもおかしくはねえのよ。 で、このほむら達+はぐれて噺家になったマミ+魔女になりきれなかったさやか+オコジョ杏子がそれぞれ一人ずつ居る空間自体が一つのゆったりとした世界を作ってしまって皆の安らぎの場所になっている以上、その全てを否定してくれるのが当のまどかってどうよ、ということになるわな。 ついでに言えば、この主人公のいつも「→1P」で表わされて、何か途中からどんどん「ほむら」でなく「たむら」と呼ばれだして、もうそれでいいやになってしまった彼女ですが。(つかこの時点でもうカオスなんではあるけど) この彼女は結局は本編の彼女ではないということなんだよな。だって本編の彼女はそもそもまどかが概念化するの知っているはずなんだから。 だからそれを知らないここに集っている人々は、実は本来のほむらでは「ない」わけだ。 本来のほむらは最終的に悪魔になっていくわけだし。 それを思うと、まーこの空間はよし、だよなあ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018.12.07 23:05:47
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