ノロウイルスが猛威を振るっていますね
ノロウイルスが猛威を振るっていますね。例年の3倍を上回るペースです。以前は二枚貝に含まれるということで、カキやホタテなどからの食中毒の原因ウイルスとされていましたが、現在はヒト→ヒトの感染のほうが圧倒的に多いみたいですね。ウイルスは便や吐物に汲まれるため、これが二次感染を増悪させます。ノロウイルスのボランティアへの投与試験の結果から、潜伏期は1~2日であると考えられてい る。乳児から成人まで幅広く感染するが、一般に症状は軽症であり、治療を必要とせずに軽 快する。まれに重症化する例もあり、老人や免疫力の低下した乳児では死亡例も報告されてい る。嘔気、嘔吐、下痢が主症状であるが、腹痛、頭痛、発熱、悪寒、筋痛、咽頭痛などを伴う こともある。ウイルスは、症状が消失した後も3~7日間ほど患者の便中に排出されるため、2次 感染に注意が必要である。(感染症情報センター)厄介なことに、急激に症状が出現するため、下痢嘔吐の際にトイレに間に合わないことが多くあります。特に子供さんや、高齢者の場合はよく見られます。これらの吐物などの処理の方法や、不十分な処理によって、感染が広がるようです。ノロウイルスには、逆性石鹸やアルコールは効果がありません。いずれも、皮膚の脂分(皮脂)に入ったウイルスを洗い流すのには有効ですが、消毒には利用できません。塩素系の消毒薬が有効です。ミルトンやハイターなど・・・・ただ、濃度が濃いと色落ちしたり消毒する人が気分が悪くなるので、注意が必要です。ウイルスの飛散から身を守るためにも、便や吐物の処理の場合はマスクと手袋をしましょう。家庭用なら、エリエールのアルコールタオルが便利かもしれません。【ポイント10倍】エリエール 除菌できるアルコールタオル アルコールタオルウィルス除去用PHMB(ポリヘキサメチレンビグアナイド)っていう有効成分が含まれているようですね ノロウイルスに効果的とされ,人体に毒性が少ないとされるPHMB(ポリヘキサメチレンビグアナイド)(感染症情報センター)を配合したウェットティシューを開発した。ノロウイルスのモデルとしてのネコカリシウイルスを用いた不活化試験で,PHMBを配合したウェットティシュー薬液は元のウイルス感染価を30秒で5log減少,短時間でネコカリシウイルスを不活化することが示された。今回開発された上記ウェットティシューは,ノロウイルスを短時間で不活化するため,ベッド周りの清拭,おむつ交換後の清拭,ポータブルトイレの清拭,調理場の清拭,下痢便やおう吐後の清拭などに使用することにより,ノロウイルスによる二次感染防止に有用であることが示唆された・・・ 高濃度の塩素系消毒ほどの効果はないと思いますが、塩素系消毒液が使いにくい場所や外出の際の手拭きに使用するには便利だと思います。本日まとめ買いをしました。しばらく使ってみて効果のほどを確認したいと思います。