大浮世絵展
両国の江戸東京博物館で開催中の「大浮世絵展」に行って来ました。3月2日までの上、テレビでも宣伝しており、これだけの浮世絵が揃うのはめったにないということで、ものすごい人出です。観光バスも来ていました。11時に入ったのですが、人の頭越しにしか見られず、なるべく多く見ようと行列について、一つ一つ興味深いものを見ていったら昼も食べずに気がついたら3時過ぎ。一番見たかった北斎のいわゆる「赤富士・黒富士」をはじめとする富嶽三十六景の「本所立川」、そして大好きな川瀬巴水の芝増上寺の雪景色が見られてそれはよかった。もっとたくさんあったらもっとよかった。また葛飾北斎の書いた「百合」はまるで今の絵と言ってもいいほど、構図も筆遣いも現代風で、ショックを受けて帰ってきました。天才といわずして何というのでしょうか?でもでも、楽しみにしていた葛飾北斎の娘応為の「夜桜」はもう展示が終わっていて見られませんでした。返す返すも残念。メナード美術館まで見に行こうかしら。数が多い上、人も多く疲れたー!!