よく読まれている記事一覧 | 中村晃一ブログ　Koichi NAKAMURA

楽天カードマン@渋谷109

本日、渋谷109にて楽天カードマンPR記者発表会を開催させていただきました。川平慈英さん、サンドウィッチマンの伊達みきおさん・富澤たけしさん、タレントの佐野ひなこさんをお招きしてのイベント。（http://www.oricon.co.jp/より）街頭ではカードマンのコスチュームを着たスタッフが、カードマンめがねを配布するという趣向です。皆様ありがとうございました。ただいま109の壁面もお借りしています。渋谷を通りかかった際には是非ご覧ください。あ、楽天カードをまだお持ちでない方は今すぐこちらから！中村晃一

ビジネスマンとメキシコの漁師の話

ご存知の方も多いと思います。ビジネスマンとメキシコの漁師の話。南メキシコの海沿い。バカンス中のアメリカ人ビジネスマンが田舎の漁村の桟橋に立っていると、1艘の小さなボートが若いメキシコ人の漁師にひかれて入ってくるのが目に入った。その小さなボートの内側には、何匹かの魚がいた。午後の太陽の光を心地よく感じながら、アメリカ人はその立派な魚を褒めた。「どれくらい漁をしていたんだい？」アメリカ人は何気なく尋ねた。「ええっと、2、3時間ってとこかな。」とメキシコ人漁師は答えた。するとアメリカ人は、「どうしてもう少し時間をかけてより多くの魚を獲ろうとしないんだい？」と言った。メキシコ人は微笑みながらこう返した。「うちの家族を食わせるにはこれで十分なんだよ。」そうするとビジネスマンは真剣な表情になってこう訊いた。「だけど君は余った時間をどう過ごしているんだい？」笑顔を浮かべながらメキシコ人漁師は言った。「朝はゆっくり気が済むまで寝て、気が向いたときに漁に出る。戻ってきたら子供と遊び、妻と昼寝をしたりする。時には夕方になると友達に会いに酒場に繰り出す。ギターを弾いたり、ちょっと歌ったり・・・」アメリカ人ビジネスマンは我慢できなくなってさえぎった。「ねえ、僕はハーバードのMBAを持っているんだ。僕は君をもっと儲けさせてあげることができる。まず君は毎日数時間、より長く漁をするんだ。そして余計に取れた魚を市場に売る。儲けたお金でもっと大きなボートを買う。大きなボートでより多くの魚が獲れるようになればもらえるお金が増え、2艘、3艘と船が買える。そしてついには漁船団を組めるまでになる。」自分の冴えた考えに酔いながら、彼はより儲けを生み出す大掛かりな計画をまくし立てた。「そうしているうちに、仲買人に魚を売る代わりに直接水産加工業者に卸すことができるようになる。それどころか自分の缶詰工場を持つことだって可能だ。最終的には原料仕入から製造加工、そして流通までをコントロールできるようになる。君はちっぽけな漁村から抜け出して、メキシコシティに移住できる。いや、ことによるとロスかニューヨークに行ってさらに君の会社を大きくすることができる。」そんなこと考えたこともないメキシコ人漁師は言った。「だけど全部やるのに何年かかるんだい？」ちょっと頭の中で計算してビジネスマンは宣言した。「15年から20年。本当に懸命に働けばもうちょっと短くなる。」「それからどうなるの？」漁師は訊いた。「さあ、ここからが良いところだ！」ビジネスマンは笑いながら答えた。「時機が来たら、君は株式を公開してすごい金持ちになるんだ。億万長者だぞ。」「億万長者？本当？で、そこからどうするの？」若い漁師は信じられないといった様子で尋ねた。ビジネスマンは誇らしげにこう語った。「そうしたら君は稼いだ金を持って幸せな引退をする。君は田舎の漁村に引越し、朝はゆっくり気が済むまで寝て、子供と遊び、奥さんと昼寝をしたりする。時には夕方になると友達に会いに酒場に繰り出し、ギターを弾いたり歌を歌ったり、君がやりたいとおりのことをやるのさ。」この話は、まず Know what really matters in life, and you may find that it is already much closer than you think. （人生にとって本当に大切なものが何か知りなさい。そしてそれは思っているよりあなたの近くにあるかもしれません。）という教訓を私たちにくれます。ただそれだけでなくこの話が優れているのは、ここから色々な観点や立場での議論を呼ぶ、そんな示唆に富む構成になっているところだと思います。つまり、表面的にこの話を読んでしまうと、「田舎の漁村に引っ込んだままの人生の方が素晴らしく、MBAを取ったり企業を大きくしたりすることなどばかばかしい」という結論を導き出しそうになります。しかし漁師のようなことをやっていては本当の意味で安定した持続可能な生活が続くとは限らないから、家族の幸せを考えるのであればそれに対する策を講じるべきだと考える人がいるかもしれません。また引退後にのんびりやりたいことが同じであっても、仕事を通し仲間を増やし、世の中の流通を変え、企業を大きくすることでそこで働く多くの従業員の人生を支えるというような大事業を為すことは、単に引っ込んで自分周辺の幸せだけを優先して生きることととは全く意味が違う、と考える人もいるでしょう。色々な人に色々なことを考えさせてくれるこの話を、だから私は気に入っています。中村晃一

七夕プロレス in 新宿FACE

プロレス観戦同好会（？）、7名で新宿FACEへ。東京愚連隊自主興行 TOKYO STARRCADE ～七夕野郎Aチーム～を観にいきました。7月7日七夕にちなんで、午後7時7分に試合開始。第1試合サマーナイト・フィーバーin新宿 15分1本勝負高木三四郎（DDT）／○坂口征夫（坂口道場一族）／三富政行（ユニオンプロレス）12分28秒　PK→エビ固め折原昌夫（メビウス）／力（リキエンタープライズ）／●今成夢人（ガンバレ☆プロレス）最初から随分盛り上がってスタート。力道山の孫、力選手が光っていました。第2試合　WARZONE 15分1本勝負○鈴木秀樹（フリー）3分6秒　ダブルアームスープレックス→片エビ固め●村瀬広樹（W-1）肘打ちの応酬。大迫力。鈴木選手強かったです。第3試合　ワクチンファイト提供試合～サマータイム・ブルース～ 15分1本勝負我らが甲斐さん！出場のたびにどんどん風格が増していくような気がします。△崔領二（ZERO1）／田村和宏（HEAT-UP）／甲斐拓也（ワクチンファイト）時間切れ引き分け嵐（天龍プロジェクト）／伊藤崇文（パンクラスism）／△那須晃太郎（U-FILE CAMP）第4試合　七夕スペシャルミックスドタッグマッチ～彦星と織姫は誰だ？～ 30分1本勝負○CIMA（DRAGON GATE）／清水愛（声優）16分5秒　メテオラ→エビ固め●めんそ～れ親父（フリー）／松本浩代（エスオベーション）めんそ～れ親父、相変わらずのコミカルキャラ。CIMAさんは抜群の身体能力で昨日も魅せてくれました。第5試合　ストリートファイト・トルネードタッグマッチ 45分1本勝負4選手に試合の権利があり、反則・場外カウントはなし。レフェリーがとくに危険と見なした攻撃以外のすべての攻撃が認められるルール。大仁田選手、初めて実物を目にしました。迫力ありますね。口に含んだ血霧を浴びた高山選手は赤鬼さながら。有刺鉄線バットも登場しました。高山善廣（高山堂）／●KIKUZAWA7分17秒　サンダーファイヤーパワーボム→エビ固め大仁田厚（邪道軍）／○KAI（W-1）大仁田さんが会場中に水をぶちまけ、おかげで我々の手にしていたビールは台無しになりました。第6試合　東京インターコンチネンタルタッグ選手権～サバイバル3WAYタッグマッチ～ 60分1本勝負＜1組目＞［王者組］●MAZADA／HUB（フリー）9分35秒　ワグナードライバー→片エビ固め［挑戦者組］NOSAWA論外／○ドクトル・ワグナーJR＜2組目＞［挑戦者組］●NOSAWA論外／ドクトル・ワグナーJR16分47秒　腕ひしぎ逆十字固め［挑戦者組］望月成晃（DRAGON GATE）／○佐藤光留（パンクラスMISSION）初代王者組が初防衛に失敗し、佐藤選手が第2代王者に。その後、大和ヒロシ選手が自身の入場テーマである『進み続ける限り』を歌いながら登場。前回同様「W-１の選手・歌手」と紹介され、今回は国歌を独唱。（その後すぐ退場。）第7試合　東京世界ヘビー級選手権試合 60分1本勝負［王　者］○FUJITA23分13秒　サスケだまし→片エビ固め［挑戦者］●ザ・グレート・サスケ（みちのくプロレス）第3代王者が5度目の防衛に成功したかたちとなりました。なんだか定期的な習慣になりつつあるプロレス観戦(笑）。甲斐さん、皆さん、おつかれさまでした！中村晃一

アウディ・クワトロ　エイプリルフール

今年もインターネット上では数々のエイプリルフール企画が繰り広げられて楽しいですね。数ある中で、私が最も気に入ったのはこちら。アウディ･ジャパンさんから届いたHTMLメールです。新型クワトロデビュー。あれ、なんか鮨みたいに見えるけど・・・って鮨です。クリックしてページに行くと、こんなことが書いてあります。「中トロ、大トロ、そしてこれからはクワトロです。」うーむ、すごい。普段から、『うちが売ってる車“クワトロ”のトロって、中トロのトロみたいだな。』ってひそかに思っていた方がいたのでしょうか。それとも外部の代理店が考えた企画でしょうか。いずれにしても、自社の車の名前をここまで遊び倒すその冒険精神（？）が、クワトロのブランドイメージに重なりプラスに働いている部分が素晴らしいと思います。曰く、寿司ネタはウニやイクラ、近年ではサーモンなどが人気ですが、定番として幅広い世代に人気を誇っているのは、やはりマグロの中トロと大トロ。そんな中、Audiが自信を持って投入するメニュー、それが「クワトロ」です。Audiの歴史と技術者が創り磨きあげた車が、高い性能とデザイン性の両方を合わせもつように、熟練の職人が握った寿司は、味そして佇まい共に芸術性を感じさせるものです。私たちはクルマと和食、とりわけ寿司を、どちらも等しく「文化」としてとらえています。和食が世界無形文化遺産に登録され、国内でもこれまで以上に再評価される今、寿司事業へ取り組むことにいたしました。プレミアムカーブランドとして育んできたデザイン哲学を、寿司にも存分に発揮。「クワトロ」はシャープな直線と滑らかな曲線が織りなす絶妙のコンビネーションが、見る人の目を楽しませてくれます。上質なクルマの塗装を思わせる艶と深みも、その特徴です。「クワトロ」と言えば、すでに多くの顧客に愛され全世界で500万台以上が生産された、独自のフルタイム4WDシステム「quattro」を自社製品として展開。あらゆる路面状況で安定した走行性能を発揮する「quattro」は、モータースポーツの世界でも数多くの実績を残しています。最大斜度37.5°のスキージャンプ台を駆け上るコマーシャルにちなみ、「クワトロ」は斜度37.5°の専用寿司下駄に乗せてお客様へご提供いたします。自動車メーカーとしてのカテゴリーを超え、全く異業種であるフード産業に参入する私たちの新たな挑戦に、どうか皆さまご期待ください。ページの下には、この冗談を見てディーラーに来店した方にはオリジナル湯呑みをプレゼントというキャンペーンまでついていて、店舗への誘引まで図っているところもまたすごい。「車」篇に「四駆」と書いて、「くわとろ」と読ませるそうです。うーん、完璧。中村晃一

クリムゾンハウス工事中

二子玉川への本社移転が、数ヵ月後に予定されています。昨晩久しぶりに訪れてみると、工事中のオフィスビル「クリムゾンハウス」は全フロアに灯りがともされていました。大きな窓と相俟って煌々とカラフルな光景。エントランスなど、夜間も急ピッチで作業が進められていました。近隣の皆様お騒がせします。どうぞよろしくお願い申し上げます。中村晃一