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中村晃一ブログ Koichi NAKAMURA

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2008年06月28日
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今日の日経新聞夕刊に、「富山の白エビ 手間かけ美味」という記事が載っていましたね。

かつては着色されサクラエビの代用品として扱われた時代もあったが、今や高級食材として知名度が広がりつつあるという内容でした。
体長50-80mm、とても小さなサイズのエビですから殻をむくのにとても手間がかかるそうです。機械でそれができるようになってから、スポットライトが当たり出したとのこと。

実は私、つい先週初めてこの白エビを食べたところでした。
富山以外でこれを食べられるのは珍しいと聞いたのですけれど、東京のお鮨屋さんで軍艦巻きにしてもらって食べました。
輸送技術の進歩などである程度流通が進みつつあるようです。

甘くて、フルーティといえばいいのでしょうか。その繊細な食感と相まって実に美味しかったです。


ためしに「白エビ」と検索してみると、楽天市場でこれを取り扱っている店舗は10店舗、楽天トラベルでは12の宿泊施設がヒットということで、やはり希少な印象を裏付けますね。
トラベルの場合は宿泊プランの一部にキーワードが使われていたりして検索結果にヒットするのですが、やはり出てくる施設は民宿旅館など大手資本ではないところが多く見られます。

でも例えばその1日限定7組のお客しかとらないという旅館の“お客さまの声”の欄には、「お料理もすべて美味しく感動しました」「お料理の味・量・質とも大変満足」といった書き込みがされ、アンケート項目の“食事”は5つ星★★★★★だったりします。
こういうのを見ると、名も聞いたことのない旅館であっても『行ってみようかな』という気になりますよね。

つまり何を申し上げたいかというと、楽天トラベルのビジネスモデルはロングテール型の宿泊施設がマーケティングしていくことに親和性が高いということです。
実際に利用した方の評価によって集客のスパイラルを作り出すことができるのみならず、楽天トラベルが用意するプラットフォームを使って「ANAで行く 白エビを楽しむ料理長おまかせ会席カップルプラン <民宿なかむら>」といった航空券つきパッケージが実現します。

従来型の代理店の店頭に行っても、そんなパッケージのパンフレットは置いていませんよね。
リアルの世界で実現できないことが、インターネット上で可能になります。

利用者にとってそれが便利であることはもちろんですが、従来型旅行代理店との付き合いが薄かった施設や代理店との力関係が相対的に弱い旅館があったとしたら、それはフェアで自立したマーケティングへ踏み出していく大きなチャンスをインターネットがもたらしているということだと私は思います。
私達の年間送客人数が来年にはJTBを追い抜きそうなレベルに来ていることを勘案すればなおさら、です。

稀少だけれどとても価値のあるもの、大量消費には向かないけれど質の高いホスピタリティサービスといったものが、ひとりひとりの消費者にきちんと届いていくことをインターネットというツールがサポートしていけるはずだと私は信じます。


なんだかちょっと小難しい話になってしまいました。
美しい白エビの姿を見ていたから、長い尻尾(long tail)のことに連想がいってしまったのでしょうか、なんて。スマイル





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最終更新日  2008年06月29日 01時05分40秒


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