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採用面接に結構な時間を割くシーズンになりました。
今年も色々な学生が楽天に興味をもって応募してきてくれます。 うちは公用語が英語なので、私は相手が日本人であっても英語での質疑応答を必ず挟むようにしています。 朝会の共有事項や社長のメッセージがちんぷんかんぷんだと、同じ方向を向いて仕事をしていくのに支障をきたしますし、何より本人がつまらないと思うからです。 ただ、だからといってヒアリング/スピーキングがいまひとつでも直ちに不採用とするわけでもありません。 そこから頑張ってスキルを伸ばすためのポテンシャルとやる気があれば問題ありませんし、何より伝えようという意思や熱意が一番だと私は考えます。 文法が間違っていてもセンテンスがおかしくてもそれで減点することはまず無くて、面接官に向き合う短い時間の中で自分をわかってもらおうという姿勢が伝わる学生に加点しています。 先日、英語に関して素敵なことを言った学生がいました。 「あなたにとって、英語とは何ですか?」 という私の問いに対し、彼は 「私にとって英語は、宝です。」 と答えたのです。 多くはこういう場合、道具(tool)です、と言います。それを宝(treasure)と表現するところに、いかにこれを大切に思い活かそうとしているかが伝わってきませんか。 聞けば小学生の頃に現地の学校に放り込まれ、ずいぶん苦労をしたとのこと。 勿論英語はコミュニケーションの手段であることに変わりはないのですけれど、単にそこに留まらず、英語が使えることで友人ができこれまでに色々な機会を得て来た、そんな経験がにじむ言葉でした。 面接は、こちらも学生を見るし、学生もこちらを見ます。 私たちからうちの会社に関する色々な情報を提供する一方で、彼らからも色々なことを教わります。 明日はどんな人に会えるか、楽しみです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年03月06日 18時45分19秒
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