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左から、 ■ジャック・セロス シュプスタンス ブリュット SUBSTANCE(本質)と名付けられたシャンパン。 初めて飲みました。アヴィーズ産のシャルドネを、シェリー酒に使われる「ソレラ」の手法で熟成するのだそうです。深いブロンズはほぼ琥珀色。卓越したアロマの凝縮感と後味のドライさは夏にうってつけ。 ■ル・フレーヴ ピュリニー・モンラッシェ・クラヴァイヨン 2002 このブログにも何度か登場したクラヴァイヨン、今回は02年をいただきました。豊かなミネラルと落ち着いた酸味。ル・フレーヴの安定感に加えよりふくよかさを感じるヴィンテージ。 ■DRC リシュブール 2002 ピノ・ノワールの華やぎの中に、一切過剰なものがなく不足もなく、「完璧」さを感じる味わい。実に美しいフォルム。年月を経ると、さらに艶やかさが増すものと思われます。今回いただいた4本の中でも、私はこれが最高でした。 ■CH. ムートン・ロートシルト 1989 濃い色調で、豊かな果実味と力強いタンニンながら非常に柔らかな、舌の上で丸さを感じるこの素晴らしさはさすが。この年のエチケットを手掛けたのは、旧東ドイツ出身の画家ゲオルグ・バゼリッツ。様々なものを上下逆に描く「逆さま絵画」で知られます。 例に漏れずこちらのムートン(羊)も逆さに描かれ、またその背後に記された瓦礫のようなものは、「崩壊したベルリンの壁」。歴史が大きく動いた1989年のワインならではのストーリーの詰まったエチケットであります。 そして今年2015年は、羊年。26年ヴィンテージは、まさに飲み頃のタイミング。 おもてなしの心のこもった極上の4本でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年07月19日 00時01分55秒
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