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中村晃一ブログ Koichi NAKAMURA

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2016年05月08日
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先月研修でうちの事業の説明をしている際、こんな質問をされました。

「十数年この会社にいて、大切だと思うことは何ですか?」

大切なことは、利用者にサービスを提供する立場として、クライアントを担当させていただく立場として、等々切り口によってをそれはたくさんあります。
でも質問者は中途入社したばかりの人だったので、それはこの会社で働くスタッフとしてですね?と尋ねるとそうだというので私は考えました。

偉そうに私に言えることなど実は何ひとつもありません。
ミッションドリブンな会社なので理念に共感することは全ての根幹だし、成功のコンセプトに代表されるShugiに沿って物事を捉え動かしていくということが大切。
一方ダイバーシティに富むうちの会社では、それぞれの人がそれぞれのバックグラウンドで得意分野を持ち寄って、楽天というプロジェクトを大きくしていく、というのが感覚的には最もフィットします。

そんな中敢えて他の会社以上に強烈に求められるものを挙げるとすれば、それは“当事者意識”なのではないでしょうかと、私は答えました。

「うちの会社では、廊下に落ちているゴミを拾わなくちゃいけないんですよ。」

怪訝な顔をして聞いている彼に私は説明しました。

自分の部屋の真ん中にゴミが落ちていたら拾いますよね。それは自分の部屋だから。
会社の廊下に落ちているゴミも、それが自分の会社だと思ったら拾うんですよ。拾わないのは、自分の会社だと思っていないから。

その一方で、楽天は世界一のインターネットカンパニーを目指すんですよね、なんて他人事のように言っている人はうちは必要とされないです。
私が世界一のインターネットカンパニーをつくるんだ、とか、別に一人でつくらなくても良いのでその一員としてチームを動かしていくんだとか、そういう当事者意識が求められます。

ゴミを拾うのも自分、世界一のインターネットカンパニーをつくるのも自分。
こんなレベルの違うふたつのことを、両方自然に思えるような本当の意味での“当事者意識”があると、うちの会社は面白いですよ。

・・・私の話がその場でどこまで通じたかわかりませんが、彼が今度廊下でゴミを見つけたら進んで拾ってくれると良いなあと思っています。スマイル


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最終更新日  2016年05月09日 00時27分40秒


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