中村晃一ブログ　Koichi NAKAMURA

小児集中治療のプロである植田育也先生の記事を読みました。

命の火が消えそうなこどもがいきなり目の前に現れてくる仕事。

そのとき先生は、自分が培ってきた知識と技術を総動員し何とかその命を救うためのロードマップを瞬時にしてつくるのだそうです。
そして複雑な体の変化と予測外の事態にも直面する中、次の手、次の手と的確に対応しながら道を見極めていく。

記事中、これは他の仕事にも応用できることではないかと先生はおっしゃっていました。

「複雑な物事を単純化して、そして自分の中から最も有効な手札を引き出して対応していく。
仮でもよいのでなるべく早く目標を立て、そこを見失わないように近づいていくことで目的を達することができる。
そしてもう一つ大切なことは、それを主治医の頭の中だけに留めておくのではなく、他のスタッフとも共有すること。」

私達が手掛けているビジネスの仕事の進め方も、本質的に同じと共感。
ロードマップ、単純化（本質の抽出）、目標設定と改善、そしてチームの仲間との共有、であります。