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TGV(Train a Grande Vitesse=高速列車)。
子供の頃に「日本の新幹線より速いフランスの列車」として図鑑に載っていたオレンジ色の車体を見て憧れたものです。 一昨日、そのTGVに乗ってルクセンブルクへやってきました。 パリ=シャルル・ド・ゴール空港に飛行機が着いたら、その足でパリ東駅(Gare de l'Est)へ。 途中念のためにと思ってスマートフォンで発着情報を調べていたら、こんなメッセージが。 空港から1時間近くかけてやってきて、なんと衝撃的な。 一瞬空港へ戻ってルクセンブルク行きの飛行機を取り直すとしたらどうするかとか最悪フライトがなければ今日はパリに宿泊かなどと、いろんな可能性が頭をめぐりましたが、結局私の乗る予定の便は定刻どおり出発するということで胸をなでおろしました。 ストライキは行われていたものの、全便ではないのですね。「よくあるんですよ」と言われて、これまた驚き。世界は広いです。 パリより東へ向かう列車が発着するから「東駅」と呼ばれるそうで、実際はパリの北側にあります。 近くには「北駅(Gare du Nord)」もあってちょっとややこしい(笑)。 19世紀につくられた由緒ある駅は、ワールドカップデザインの旗で賑わっていました。 現代のTGVはオレンジ色でなく白と黒を基調にしたデザイン。日本の新幹線のように車体がピカピカというわけではないようです。 終着駅なので、ルクセンブルクから来た列車が到着した後に折り返しのホームが分かるという仕組み。 直前までそれが表示されないので、大勢の人が結構真剣にサインボードを見ているのも日本ではあまり見られない光景でした。 青色のパネルが出発便、緑色のパネルが到着便です。「Voie」がホーム番号。2番から30番ホームまである横に長い駅。 列車に乗ってしばらくすると、窓の外に田園風景が広がります。夏の季節なので20時でこんな感じ。 2時間15分ほどかけて、ルクセンブルク駅に着いたのが22時。日本時間にすると朝の5時ですから、東京を朝出てから21時間ほどが経過したことになります。 少々タフでしたが、何事も経験ということで。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年06月30日 01時50分37秒
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