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カテゴリ:野球観戦:日本プロ野球
![]() 昨5日、桑田真澄投手は日本テレビ系の「ザ・サンデー」、「SPORTSうるぐす」に出演し、心境を語りました。「ザ・サンデー」では「何事も聞いたり見たりしたんじゃ納得いかないタイプです。経験をプラスに頑張っていきたい」とマイナー契約も辞さない覚悟を改めて見せ、移籍に向け、早急に代理人を決めたい意向も示しました。 38歳でのメジャー移籍は、横浜ベイスターズからドジャースに移籍した斉藤(隆)投手の36歳を超えるもので、客観的にみて、悲壮なる覚悟とみました。下表に80年代から90年代にかけて、巨人の3本柱と言われた、斉藤(雅)投手、槙原投手らとの成績と、ドジャースに移籍した斉藤(隆)投手の成績を示します。3本柱の最後の一人である桑田投手、PL学園時代からオリックス・清原選手と共に刻んできた野球選手としてのキャリアをここで終わる訳にはいかないという覚悟は固まっているようです。 ![]() ■ピークを越えてなお、挑戦し続ける姿勢に、共鳴。 私は、桑田投手を応援します。本当は、もっと「かしこい」選択もあったはずなのに、敢えて、現役に拘り続け、日本球団が採ってくれないなら、メジャーでという、これまでメジャー移籍した人達とはまったく異なる生き方に共鳴します。ヤンキースの松井秀喜選手も桑田投手に対して「野球の情熱は全く衰えてないんでしょうし、桑田さんにとっていい形となれば、僕もうれしい」と期待を込めて話ったと伝えられていますが、今度の桑田投手のメジャー挑戦は、はじめから成功、失敗を度外視していますから、後悔することのないように、精一杯、目一杯、桑田真澄らしさをみせて欲しいと願っています。 ■インディアンス、「桑田に興味を示す」報道あり。 米クリーブランドの地元紙プレーンディーラーは5日、米大リーグのインディアンスが、巨人を退団して米国挑戦を表明している桑田真澄投手の獲得に乗り出す可能性があると報じたそうです。ドジャースとのマイナー契約で今季を迎えた斎藤隆投手が、抑えに定着して活躍したことを受け、「(斎藤と)似たタイプと評価しており、チームに興味を抱かせる投手かもしれない」と報じているそうです。 いずれにしても、いばらの道であることに変わりはなく、必死の覚悟であることも間違いありませんが、これまでもそうであったように、損得抜きの桑田投手の生き方は、年齢の上・下を超えて、いろいろ考えさせるものがあるように思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年11月09日 04時10分32秒
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