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2009.01.20
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カテゴリ:毒電波テレビ感想


オタクはすでに死んでいる

こんなタイトルの岡田斗司夫の本がある。

また、その前に脱デブ関連の本じゃなく、『世界征服は可能か』という本があるのだが、

この二冊を読めば、オタクの取る道、辿った道が判る。

世界征服と言うロジックは、既存の価値観にどう抗うかと言う意味が込められている。

詳しくは本を読めばいいのだが、バブル期以前の若しくはバブル全盛のオタク達の肩身はとてもとても狭いものであった。

バブル期にオタクではなかった者にとっては、当時のオタクの苦しみは判らないものだと言う。人の扱いではない。

考えてみれば、オタクを取り上げさえすればテレビを観てくれるのだ。

 

オタクと対義語となるのは、スイーツ(笑)なのだろうか。

元々オタクと対をなす言葉なんてなかったのだ。

詰まり、オタクが外道の一環であり、今で当たるスイーツ(笑)こそが一般の世界なのである。

考えてみればなんでオタクが「勝って」しまったのだろう?

本田透曰く、「オタクは勝利した!」と。

自己決定権による勝利宣言だろう。

何も現実女を選ぶ必要はない、二次元で生きていく。二次元にしか愛はないと宣言しているのだから。


電波男


世界の電波男


脳内恋愛のすすめ


喪男の哲学史

本田透の本はこんなにある。

オタクの勝利宣言がここに書かれている。

そういや、我が国の宰相であるローゼン閣下はマンがオタクだもんなあ。

しょこたんと言うブログの女王(敢えて!)もいるし、自称オタクなんてもう指で数えきれないんじゃないのか?

Gacktもあれも仕事選ばないけど、オタクだろう。

 

さて話は本題へ、草野キッドで紹介されていた中野腐女子シスターズ(なかのふじょしすたーず、と読む)が出ており、これはもうなんだか訳の判らない存在だ。

はなわ?みたいのが親分を務めているが各々のキャラクターが訳判らん。

妖精の絵を描いたり、コスプレは勿論のこと、空気プロレスなんかやってたりしている。

 

その後にやった格闘王と言うTBSの番組があるのだが、今年の2月にK-1MAXの試合がある様で、なんとアンディ・オロゴン(ボビー弟)に加えてコスプレをするファイターまで参戦するのだという!

昨年の大晦日の試合にはDJ OZMAプロデュースのボブサップVSキン肉万太郎と言う試合が行われていたが、ガチでコスプレファイターが出るとは思いも依らなんだ。

そのコスプレファイターの名前は、長島☆自演乙☆雄一郎と言う。

 

どうせ色物、かと思いきや、どうやら実力はあるようだ。

自演乙はこんな恰好をしている。


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うーん…どうせなら白衣の魔王でも召喚してくれればいいのに。

一応これは、白バージョン。


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さて、どのような試合結果を残すのだろう。

初参戦だから、若しかしたら負けるかも知れない。

しかし、ベテランが新人に大敗を喫する事だってある。桜庭和志だって無名のファイターにボコボコにされて病院送りになった事もある。

ラインナップを眺めると、殆んど80年代生まれである。

大方、30越えているのが少なく感じる。

現役の30越えのファイターでいられるのも無理なのかも知れないな。

アンディも強いが戦歴を眺めると負けているのである。

桜庭も入場を凝らしたり、結構ユニークである。

引退してしまったが、須藤元気だってあれも色物の類である。

 

しかし、オタク格闘家なら、石井慧に挑戦状?を叩き付けたジョシュ・バーネットがそうである。

もう、何でもありだな。

 

こうであれば、もはや、オタクは溶けたと言ってもよい。






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Last updated  2009.01.21 06:42:56
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