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カテゴリ:毒電波テレビ感想
はねトびの打ち切りが決まって、コント番組もゴールデンから消えつつある中で、独り勝ち組のコントバラエティ番組がやっていた。 だいじょぶだあだからコント中心なのだが、中身は嘗てやってた総集篇の様な物ばかり。 番組の大半は臺灣旅行記である。 もう、新作コントをやる気力ないのかな? 一番若かった志村けんは、今や芸人の中でも高齢に位置する。 それでもしむけんは凄い。
キャラなりきりは他の芸人の追随を許さない。 息も絶え絶えなおばあちゃんとか、寝たきり爺さんとか、知恵遅れ的な青年とか、酔っ払いとか、変質者とか、羨ましがるおっさんとか、ホームレスとか、変なおじさんとか、凄い。 前にも言ったけど、古い人程これをやるが、今の若手はやらないし出来ない。 ダウンタウンは丁度その端境期だと思う。 ウンナンもキャラ創造はお手の物だが、それより下のナイナイは出来ない。 やったとしてもとんねるずの劣化コピーの更にコピーである。 ピラメキで岡村を紹介するにしてもレモンのキャラしかないのが悲しい。
こう考えると、最近の芸人は如何に事務所から管理されてるのかが良く判る。 自己プロデュースが出来ない。 桜塚やっくんは独りになって個人事業主になった途端にキャラは固定化したものの、色々と出来るようになった。
河本も一見出来るようにも見えるが、さっさと封印してしまってる。 要するに与えられたキャラなんだよな。
お笑いがつまらなくなった原因かも。 事務所が儲けるために薄利多売を考え、その結果ハンバーガーみたいな当り障りのない没個性的な芸人が量産されるんだよなあ。 ナマポ芸人はその象徴といえる。
深夜のコントバラエティが糞つまらないと感じたことはないなあ。 だけど、今はもう気にならない。 つまらないものはつまらない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.08.25 17:52:16
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