パンフから見て取れるように、リングを持つ主人公は恰もフロドを髣髴させ、その隣には「わたしのいとしいしと」で有名なゴラムがおり(指輪物語のアイドルだな)、上部両隣は魔法使いガンダルフと妖精の王ガラドリエルがいる。
昭和っぽい雰囲気。
初めての3D映画だったが、メガネ必要だったかなあ?
学芸会でよくある草や木や石転を前後に配置させたような雰囲気。
紙っぺらが幾重に重なるような感じだったなあ。
3Dに見えても所詮人間の識別能力は二次元を超えられないのだから2Dの普通でも良かったと思う。
ニンテンドー64が出た頃もそうだが、擬似3Dを売りにしても結局人々には受けが宜しくなかった。
WiiやDSでマリオ出しても横スクロールのゲームしか売れないという現実が現れてしまった。
作品は飽きさせない作りではあった。
これが後二作続くのか。
上映から半月は経ってて3Dとは言え、観客は入ってなかったな。
大ヒット映画のロードオブザリングから十年、新規を囲むにはやり直しなので時間が掛かるだろうし、ファンタジーブームはとっくに終わってしまった。
あのゴラムとの搦みを持って来たのは、古参のファンのためのものなのだろう。
ガンダルフにも時間を割いてるし、古参を呼び戻すのかね?
そう思える。