カテゴリ:スポーツ全般
現役を引退し3ヶ月で7kg太ってしまったので、最近は時間を作ってはダイエットをしている。ま、ダイエットというよりかは体作りというほうが正しいかな?!一応、体育系の学科を卒業するのだから最低限動けるようになっていないとということで、最近からランニング&筋トレをしている。
今日はあいにくの雨なので、体育館の2階のフロアの部分を走っていたのだが、走りながら練習をしているハンド部の練習を見ていた。私の大学のハンド部は女子がインカレに出場するくらいの強豪で、名監督がいる。いつもなら監督がいる時はピリピリした緊張感の中で練習をしているのだが、さすがに大学生でも監督がいない時は緊張感が物足りない。 で、フロアではあまり強いとはいえない野球部が走っているのだが、その野球部は体育館に響く大きな声を張り上げながらダッシュ。耳障りなほどだ。この両方を比べてみると、強いけどあまり声が出ていないハンド部。弱いけど声を張り上げている野球部。この風景を見ていると、声というものがあまり重要ではないのかなと感じてしまう・・・。 しかし、私は約10年くらいの野球人生の中で声をというものは非常に重要だと感じてきた。声を張り上げ、相手を威嚇するような雰囲気は、間違いなく相手を飲み込む。試合の前で、スタート地点が大きく変わるようなものだ。 また、試合の中で声というものの役割は大きい。ピンチの場面では、声がチームのムードを支えている。もちろん、流れを引き戻すのはプレーであるが、苦しい流れを必死に止めているのは声だと思う。さらに、流れをさらに加速させるのも声であり、声が選手の気持ちを高ぶらせる。 先程言ったような弱いチームでも、声がでていれば、さらに悪くなる可能性は低いだろう。と、考えているのだが、声をというものが練習の中でどれほど重要なのか、選手同士で相互理解することはなかなか難しい。 選手の中には、集中している時はだまっている選手もいるし、声ではなくプレーのみを求めている者もいる。その中で、練習中に一生懸命声を出すように指示している選手もいるので、チームとして不思議な雰囲気になるのを何度も体験している。 確かに、試合中に激しい試合になってこれば、自然と声が出てくるだろう。しかし、練習中に声を出す練習そしていなければ、なかなか試合の中で有効な声を出すことはできない。そのために、私は練習中に声を出すように促すのだが、それをうまく理解する選手は少ない。これはこれからの課題である。 それと、どのスポーツにおいても声は重要なのか疑問である。例えば、ゴルフなどの個人種目では声を出す必要はないように感じるし、サッカーやバレーなどの団体種目では連携を取るために声を出す。そう考えると、声を出す必要性があるのは団体種目であると言ってしまいそうだが、一概にそうとは言えないだろう。 ともかく、声を出すことの重要性をこれからも考えていきたいと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.02.22 13:03:43
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