カテゴリ:スポーツ全般
今の子どもたちの体力は本当に落ちているのだろうか?データでは明らかに昔に比べると体力は落ちている。というよりも、むしろ昔の人はここまで運動能力があったのかと疑問さえ覚える。
国際的なスポーツでは、その記録が徐々に伸びているのはオリンピックや世界大会を見れば容易に知ることができるだろう。その背景には、最先端のトレーニングやウェアの開発、さらにはトレーニング環境などがあげられる。あらゆるスポーツで若い選手が国際レベルの大会に出てくるのは、社会的な背景が大きいのだろう。 全体的な体力は低下し、トップ層(体力が高い)の子どもは昔より体力が向上している。このようなことが言えるのだろうか? 昔の体力についてはデータのみでしか知ることができないが、今の子どもたちが上述のような構造になっているのかはわからない。しかし、確かに最近は子どもが外で元気良く遊んでいる姿が見かけることは少ない。遊ぶ場所が少なくなっていることやTVゲームがそのことを促進しているように思えるが、それでも遊ぶ場所くらいは自分で考えることができるはずである。 今、私は佐敷町の子どもの体力向上事業に関っているのだが、体力テストでは体力が低下しているというよりは、運動することに関心が少なくなっているような気がする。さらに、友達には負けないといった負けず嫌いな子も少ない。もっと周りの子ども達と競争する姿を見たい。スポーツや運動には競争する原理がなければ、感動を覚えることができない。この子たちが中学・高校にあがりスポーツをやっているのか不安である。 子どもたちには遊びを通して、運動やスポーツをする楽しみを感じてもらい、遊びやスポーツによって社会に順応できるようになって欲しいと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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