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Eity

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2005.09.05
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カテゴリ:野球
現在、全日本クラブ選手権が行われているのだが、注目されている欽ちゃん球団こと「茨城ゴールデンゴールズ」は初戦突破、「NOMOベースボールクラブ」は2回戦も勝ちベスト8を決めた。この2つのチームの活躍によって、社会人野球の知名度も上がったと思う。

クラブチームは今や企業チームよりも数が増え、全国的にその数は増加の一途を辿っている。しかし、その資金のやり繰りは厳しいのが現状で、存続できないクラブも当然多い。しかし、企業がチームを持たなくなった今、クラブチームの存在意義は非常に高い。クラブチームが減少すれば、高校や大学を卒業した選手の受け皿はプロ野球を置いてほぼ無いに等しいのではないだろうか。

クラブチームの増加と共に注目されているのが、独立リーグではないだろうか。元西武の石毛氏が設立し、全国的に独立リーグを立ち上げる声が挙がっている。四国に続き、東北や中国地方、さらには他の地域からも独立リーグが立ち上がる噂を聞く。

このように、日本野球界の受け皿はプロ野球を除いて、社会人(企業・クラブ)チーム、独立リーグと拡大の道を歩んでいるが、それをどう見るべきであろうか!?

アメリカではMLB以外にも独立リーグやその他のリーグがいくつか存在する。アメリカでは、それが当たり前となり、独自で採算を取っている。それだけの野球を愛するファンと土壌があるから実現しているのである。

日本でもそのような道を歩むべきなのだろうか?日本では1億人以上の人口がいながらも、プロ野球球団は12チームしかない。MLBの資金力を日本に当てはめてみると、少なくとも16チームくらいはできる計算となる。それだけ、日本では野球を愛するファンが少ないのである。また、日本でもサッカーやバスケなどのプロリーグもでき、ファンの獲得争いも激しくなるだろう。

そのような現状の中、野球の拡大を野球組織が別々に行うのはどうだろう?もし仮に、プロ野球より独立リーグの方が人気が出てしまったらどうなるだろう?どっちがプロ野球なのか分からなくなる。日本の野球の組織が独自にファンの拡大に乗り出すだろう。同じ野球をするにも対立するのはおかしい話じゃないだろうか。同じスポーツを別々に組織している競技は他にもあるが、それらの組織の大半が組織同士で対立し、選手達が被害を受けている。

もし、このまま日本の野球界が別々の組織で拡大してしまえば、組織間の対立は避けられず、選手はその被害者となるかもしれない。また、高校生や大学生にもその被害は広がるかもしれない。

これからの野球界を考えるなら、野球組織の統一は必要不可欠であり、将来の子どもたちに安心して野球ができる環境を作っていかなくてはならない。そのために、野球界の統一はぜひともして欲しい問題である。

現在の独立リーグの設立やクラブチームの増加は、現時点では良い方向である。だが、それはあくまで救急処置であり、将来的な展望は見えてこない。また、数年経てば新たな問題が出てくるのは当然である。

これからの野球界を拡大するには、野球界全体を統一し、それから具体的な案を考えていって欲しいと思う。それが、野球界を反映させる一番の近道だと思う。





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Last updated  2005.09.05 14:26:20
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