カテゴリ:スポーツ全般
昨日は県内の総合型SCの設立に向けて体育協会の予算をもらっているクラブの代表者の連絡会に参加させてもらった。以前から総合型SCの研修会とかに参加しているんだけど、先生抜きで自分達だけ参加するのは初めてだから少し変な感じ。だけど、体育協会やどのクラブの方も本当に自然に接してくれるからとても参加しやすい。本当に感謝です。
今回の連絡会の主な目的はお互いのクラブの活動を報告して、自分達のクラブの悩みを解決できる方法を模索すること。どのクラブも設立に向けて着々と活動しているんだけど、やっぱり悩みはたくさんある。クラブのみなさんも四苦八苦。 各クラブの報告では、どのクラブも事業計画どおりに大筋活動を進めている様子。その点に関しては評価できると思う。ただ、やっぱりどのクラブにも共通の悩みがある。それは、 1.予算 2.人材 3.情報 4.周囲の理解 である。 予算の面に関しては、どのクラブも補助金をもらっている間は比較的余裕があるが、補助金がなくなったときは厳しいとの意見。この問題は全国的に見られるんだけど、沖縄の場合は、その全国の例を反省して、多少なりとも受益者負担の部分を作っている。やっぱり予算を使うだけじゃなく、収入を得ることも大事。そのことに関して、各クラブともアイデアを出し合いながら行っている様子だった。 人材に関しては、どのクラブも悩みどころ。やっぱり優秀な人材を見つけることは至難の業。優秀な人材は多ければクラブ設立に向かって成功する可能性は高くなる。でも、実際には探し出しくるのは大変である。しかし、この点に関しては体育協会や教育委員会でもさらに強化していくことを約束してくれた。行政の方でも、この人材の発掘に関しては行政の大きな課題として認識しているらしく、今後に向けて希望が見えてきたのではないかと思う。 情報に関しては、やっぱり総合型SCが少ないことと、広域SCが無いことで、情報が無いとのこと。でも、今後総合型SC設立に向けて手を挙げるクラブが増加していくことを見越して、ネットワーク作りを強化していくことで合意した。 人材と関係してくるんだけど、周囲への理解はどのクラブも苦労している。具体的なことはここでは避けるんだけど、やっぱり総合型SCの認知度が行政側にも住民側にも低い。そのために、一生懸命総合型SC設立に向けて活動していても周りが何も分かっていない。名前さえも知らないのが現状だ。ただ、この点に関しても、体協と教育委員会側でマスメディアを用いた普及・啓発活動をしていくことを約束してくれた。 各クラブにはたくさんの悩みがあると思うんだけど、こうやって各クラブが情報を共有していくことで、問題を解決できていくんじゃないかと思った。それほど、今回の連絡会は有意義だったと思う。特に、連絡会と言っても、中身は本当に形式的じゃない本音の会話になった。このことがとても有意義な時間にできた要因じゃないかな。 連絡会の後には飲み会。この飲み会でも本当に熱い会話が続いた。俺も勉強している立場として、本当に参考になった。やっぱり現場の声を聞くことが1番大事だと実感した。いくら教科書で勉強しても、実際の現場では通用しない。実際の現場の問題を肌で感じないと分からない部分はたくさんある。総合型SCは人と人を結びつける居場所である。相手が人と教科書では全く違う。それを現場に出て学ばないといけないなと・・・。 最後に、この連絡会を通して、俺は今後もっとがんばっていきたいと思った。なぜなら、社会にはこれほどにも頑張っている先輩達がいるんだと実感したからだ。言葉だけじゃない、態度や行動で示している先輩達の姿を見ることができたことが俺の心に響いた。本当に感動した。社会には腐った大人だけじゃない、一生懸命がんばっている人がいるんだと分かった。俺は一人では何も出来ないけど、こういった人になりたいと本当に思った。 世の中まだまだ死んでいない。これからもっと良い社会にしたいなら、人任せじゃない。自分達で良い社会にしていくんだ!! そう感じた1日だった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.11.12 20:35:58
コメント(0) | コメントを書く
[スポーツ全般] カテゴリの最新記事
|
|