カテゴリ:スポーツ全般
今日の午後は「スポーツ指導論」という講義を4年生と一緒に受けている。この授業では、スポーツ現場の指導者を目指すにあたり、自分の指導者像を作り上げていくということをしている。そして、今回は生徒が相談に来た状況を演じるという内容だった。
スポーツに限らず、教育の分野などでも、選手や生徒が監督や先生に悩みを相談する状況が必ずある。この講義では、自分が監督・先生という立場なので、実際に指導者になった際、そのような状況で即座に回答しないといけないというスタンスで授業を進めている。だからこそ、今回は実際にその状況を作り出し、指導者としてどのような話をするのかデモンストレーションをした。 時間の関係上、その指導者の役は1人だけだった。生徒役は先生である。先生が生徒役なだけに多少縮こまってしまう部分もあるんだけど、その指導者役になった学生は一生懸命対応した。結果的にはボロボロで、終わった後にはかなりヘコんでいた。確かに、周りで見ていた学生達は客観的に状況を把握して答えることができるかもしれにない。だけど、実際に相談された指導者役にとっては頭をフル回転させて返答しないといけない。大変な作業である。 この授業は本当に頭を使う。それは、答えが無いからだ。指導の現場では、対象は人である。だから、その人その人にあった会話をしないといけない。誰にでも当てはまるような会話は無いのである。だからこそ、いろんな人の意見を聞いて、自分の考えを深めていきたいと思う。 本当にこの講義を受けている全員が違う価値観や考えを持っている。他の人の意見を受け止め、自分の糧としていく。その作業をこの90分の中で絶えず行っている。俺の脳ミソはパンクしないのか心配だけど、まだ大丈夫そうだ。今年もあと少ししかないから、それまで頑張ろう!!!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.12.01 19:10:11
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