ロミオ+ジュリエット(1996、アメリカ)
TSUTAYAプレミアムを利用して店舗にてレンタル(2023/07/22~)◆メーカー20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント◆監督バズ・ラーマン(初視聴)◆再生時間120分◆原作ウィリアム・シェイクスピア◆特典レンタル版は予告編のみ。セールス版には各種あり。◆にゃんこ出番なし◆知ってる人レオナルド・ディカプリオ、◆顔か名前を知ってる人なし◆印象に残った人、キャラなし感想。タイトル表記はロミオ&ジュリエットとしてるところも結構あるけど、検索しにくいから止めてほしいな~。なぜ&の方にしちゃうんだろ?。前回見た「ロミオ&ジュリエット」と全く同じになっちゃうから、最初検索結果見てそっちの方だと思ってたら、今回見る方だったってこともあったし。+だとうまく表示されないとかなんかなぁ。でも+って普通に使える記号だと思うんだけどな。一昔前なら機種依存文字というものは忌み嫌われたものだけど、最近では絵文字とかってあるから機種依存文字という考え方はもうなくなったと考えてもいいと思う。そもそも+は機種依存文字ではなかった。(ちゃんと調べた)とは言え私も最初勘違いして、TSUTAYAで探してるときにオリビア・ハッセーさんの方借りちゃったものね(なぜ同じタイトルのものを続けて見たかって言うとこれが理由(笑))。監督とか出演者とかまでいちいちチェックしないからさ~。でもこんなこともあるから、次からはちゃんと監督ぐらいはチェックしようかな。偶然味があってそれはそれで好きだけども。あ、あとタイトルは激有名。レオナルド・ディカプリオさんも言わずもがな。だったからイメージとしては有名な役者さんがたくさん出てるかと思ってたのね。けどこれ書くのに出演者一覧見たら知らない人だらけ。知ってるのはレオナルド・ディカプリオさんだけだった。まだ無名の頃の作品なのかな?って思って、同じ頃の出演作見てみたらこの次にあの『タイタニック』なのね~。(語弊があるから弁明すると、もちろん有名な方たちかもしれないけれど、私の中では知らなに人たちになってしまうってだけね。バカにしてるとかは毛頭ない)だとしたらまだ無名だったと言っても良いのかもしれないけど、さらに調べてみたら演技派俳優として注目され始めたのは、これの3年前に出演した『ギルバート・グレイプ」なんだって。タイトルは知ってるけど、出演されてたことも知らんかった。世間一般的には『タイタニック』が代表作で、『ギルバート・グレイプ』が出世作とか言われてるらしい。ま~私も『タイタニック』で名前覚えたもんな。あながち間違っちゃいない。余談だけど、ミスチルの"タガタメ"って曲の中にレオナルド・ディカプリオの出世作ってフレーズがあるらしいのだけど、これはどの作品のことを指してるのかって考察してるブログがあって、気になって読み始めたら最後まで一気に読んじゃった(笑)。勝手に紹介するのは多分だめだと思うから、気になる人は出世作で検索してみてちょ。ってまだ1分も見てないのに、書くこと多すぎ(笑)。さてそろそろ見ますか~。う、美しい、美しすぎる。『タイタニック』のときもかっこいいとは思った。それが今回感動するぐらい美しいと思った。正直確かに顔は良いと思ってはいたものの、はいはいかっこいいかっこいいって受け流すことができてた。けど今回はだめだ。到底受け流せない。最初の登場シーンがスーツ姿だったけどそれがもうだめ。巻き戻して何回も見たくなるくらい魅了されてしまった。LUNA SEAのTURE BLUEって曲のMVのときの河村隆一さんも美しいけれど、レオ様も流石。あれそういやなんとなく服装も似てる?。さらに言うなら顔立ちもなんとなく似てる気がする。いや石投げないで(泣)。個人の感想だから~(泣)。当たり前といえば当たり前なんだけど、ストーリーはほぼ『ロミオ&ジュリエット』と同じなのね。いや小説とか実話ベースのやつってさ映画になるとものすごい脚色加えられるじゃん?。だから前回見た『ロミオ&ジュリエット』と今回の『ロミオ+ジュリエット』もそうかな~って思ってたの~。もちろん細かいところは違うんだけど、どちらも原作の戯曲に忠実すぎて、反対にびっくりしてる。だってこの原作もうすぐ1600年代に入ろうとしてた頃に書かれたものでしょ?。だから著作権とか関係ないはずで、なのに忠実なのはなんでだろ?。反対に著作権に守られてるはずの最近の原作があるものは、面白いから~とか盛り上がるから~って理由で色々盛られてるじゃん?。普通反対じゃないんかなぁと思うんだけど?。もしかしてあれか?。あまりに有名すぎてファンが多いから、変に脚色すると反感を買っちゃう?。それとも各監督がリスペクトしてて、完璧すぎるストーリーだから弄くろうにも弄くれないとかかな。まあ現代劇にしたってのはだいぶ勇気ある脚本だと思うけど。だけどなぜか現代に見えないのはなぜなんだろう。セキュリティーとか確かに現代なんだけど、なんか古臭い(とかって書くと怒られちゃうかな)って思っちゃう。理由は私にも不明。う~んやはりこの作品自体愚かな人々だらけと言うしかない。しかも問題を起こしたら死刑って言われてて、ティボルトがマキューシオを殺したのならティボルトは死刑になるはずで、それで良かったのになぜロミオが直接手をくださなければならなかったのか。意味ない。全く意味ない。このときのロミオの心境はジュリエットのことだとか、家のことだとか全く頭になく自分のことだけ。青いな~。前回の『ロミオ&ジュリエット』もそうだけど、やはりこの作品自体に全く共感できない。結局ロミオは追放されることになるわけだけど、現代の法に則ればそれはありえない。署長が勝手にそういう判断しても良いわけ?。だったら警察も裁判所も必要ないように思えるんだけど。署長がそれだけ強い権限を持ってるなら、そもそも両家の争いもどうにかできたんじゃないかしら。両家が常にいがみ合って衝突するのもしょっちゅうとかなら、市民もたまったもんじゃないよね。まあ確かに銃を見せびらかすわ、発砲するわでそれで捕まらない時点でおかしいか。あとね主人公の2人は『ロミオ+ジュリエット』のほうが好きだけど、周りの配役は『ロミオ&ジュリエット』のほうが良かったな。全てにおいて『ロミオ&ジュリエット』のほうが魅力的な人達が揃ってた。あと現代劇にした意味も意図もこの作品には全く必要ないのでは?。伝達手段がないゆえのすれ違いによる悲劇なのだから、車だの電話だのある現代でのすれ違いはわざとらしさが目についてむしろ現代にしないほうが良かった。結論としてはこの世界は現実の世界によく似て非なる、ファンタジー世界。もしくは誰かが寝て見ている夢の世界。だって全然現実世界じゃないんだもん。最初はこっちのほうが評価高いのかなって思ってたけど、こうやって連続で見るとこっちのほうが圧倒的に評価低くなっちゃう。もしかしたら私は『ロミオとジュリエット』という作品そのものが嫌いなのかもしれない。今まで気づいてなかっただけで。そして今回初めて認識した、と。ちょっと前に感想書いた『七日間戦争』。これと同じで大人目線と子供目線だと感想が大きく変わるのかもしれない。10代から見たら愛を貫き通して素敵❤とかなるんじゃないかな。もし二人が生き残って駆け落ちしたとする。いいとこのお坊ちゃんお嬢ちゃんが二人だけで生活できるか?って話。過程として今まで上げ膳据え膳で身の回りの世話をしてくれる人がいて、いきなりそれらを全部自分でしなくちゃいけなくなったとしてよ、そもそも知識がないんだからできないじゃん。お金は稼ぐものじゃなくて元々あるもの。自分が働かなくちゃいけないって考えに至らない可能性だってある。家事、食事の支度、洗濯、掃除それらのやり方を知ってるとは到底思えない。お互いがお互いにやってくれるの待ってそう(笑)。でお腹が空いたら「お腹空いたね」「空いたね」で終わりそうじゃない?。だって二人ともやってもらって当たり前の生活してたんだから。そしてお互いが思う。なんでやってくれないんだろう?って。早々に破綻するのは目に見えてるね~。ん~いつも思うけど、すれ違いが不自然なんよね。もちろん事実は小説より奇なりっていうことわざがあることは知ってる。本当に偶然の連続っていうものがあることも理解してる。だけどこれは防げたと思うのよね。だってジュリエットが死んだって聞いたらそりゃいてもたってもいられなくて、会いに来ようとするのは容易に考えられること。だったら神父様も教会で待ってれば良かったのでは?。ジュリエットが後1時間で目覚めるって時に悠長に手紙なんて出しても間に合うわけ無いじゃん。それにもうすでにこっちに向かってる可能性のほうが大きいのに。車っていう文明の利器があるのに、なんでそれを使わないんだろうね。万が一にも間違いが起こってはいけないはずなのに、神父様も危機感がないというかなんというか。これは起こるべくして起こったと言わざるを得ない。あ~あと『ロミオ&ジュリエット』のリメイクかと思うぐらいストーリーが似てる。もちろん原作があるんだから似るのは当たり前なんだけど、セリフまで一緒なのはどうなんだろう?。有名な「お~ロミオ、ロミオあなたはどうしてロミオなの」ってセリフに関しては『ロミオ&ジュリエット』にはなくて、こっちにはあったね。他にも細かいところでは違うんだけど、重要な場面のセリフはほぼ同じだったかな~。だとしたら現代劇にした意味がますますわからん。今まで見てきて中世ヨーロッパに舞台を移してもそのまま通用しそうなんだけど。ギャングの邸宅にしてはガバガバすぎるセキュリティだとか、警察が警察らしくないっていうかまさに中世ヨーロッパの時代の警察みたいな感じ。ギャングと言う割にはお互いがいがみ合ってるだけで、ギャングらしいことなにかしてるの?って思うし。は~今この時点で2/3まで見たけど、ダメダメすぎる。そういえばさ、ロミオってば拳銃持ってるのになぜわざわざ毒薬を購入する?。その右手に持ってるもので頭ぶち抜けばいいじゃん。毒でわざわざ苦しい思いしなくてすむしさ。後々教会にロミオが入っていった後なぜ警察は入ってかないの?。そこも意味わからんし、あとそもそもなぜブラジルなのかも不思議。えっもしかしてギャングってだけ?。アメリカにもギャングはいるでしょう?。も~本当にこの監督の意図が全く理解不能だった。てなわけで正直『ロミオ&ジュリエット』よりもつまらなかった。いじょ。最後に一言。これって結局ジュリエットも好きになってくれたから両思いで美しい話になってるけど所詮はただのストーカーだよね(^_^;)。ロミオ+ジュリエット