カテゴリ:建築目安箱
《建築目安箱》最近の建築業界どうなの? 前回の日記は私の不手際で、見事に消滅してしまいました。 さあ、気を取り直して話題をばらまきましょう! 掻き消えてしまった日記のテーマは「設計事務所」についてでした。 今回の偽装構造計算事件では、新たに経営コンサルタント「総研」とやらが登場しました。 東京近郊だけではなく、各地のホテルなどにも偽装構造計算事件が飛び火していることに 私は少なからず驚いていました。あの姉歯氏がそんなに各地の確認申請を手がけるほど知名度も 営業力もあるようには見えなかったからです。 内心「人は見かけによらないものだな・・」と感心していたのですが 実は、これは、各地のホテル関係の経営コンサルタントを手がける「総研」がコストダウンの設計の 話をするときに、元請の設計事務所と姉歯建築事務所を紹介していたからだと、いうことがニュースに なっていました。 な~~んだ、やっぱり、そういうコネがあったんだと。。。 元請は倒産した木村建設あたりが関係し設計事務所は木村建設の子会社の「平成設計」 姉歯氏は平成設計名義の名刺を出して自己紹介をしていたらしい。 ね、一蓮托生。悪いことやるやつらは全部グルなんだなあ。。と、実感。 ところがこの経営コンサルタント「総研」は「姉歯など知らない!」。。また、はじまった。 とにかく一度は「知らない」と言う約束があるようですね。 こういう約束を必ず実行するのがまず「お役人」。。。。 で、今回の事件で一度は必ずバックレてた、確認申請検査機関はみな「天下り」 建築基準法の改正で民間が確認申請を審査するようになって、できてきた機関の民間会社は ほとんどと言っていいほど「天下り」です。代表者がお役人様なのであります。 あなたの地方の審査機関の代表者を調べて御覧なさぁい。 小泉政権下で、民間活力をもっと盛んにして不況を乗り切る。。。 とかおっしゃっていらっしゃいましたが(丁寧語は舌を噛みそうだ・・) 結局役人の受け皿を多く作っているだけのような気がして・・・・ 「道路公団」だって、いつの間にか「道路公社」とかに変わってるし 話がスライス(右に切れるショット)してしまった。 ちなみに左に切れるのは、フック。・・切れる--(曲がることです) 私はフック系ばかりで、、多分、グリップと、打ちおろしのときの右ひじの・・・ 曲がることの解説をしてしまいました。(本当はこういう話が大好きでっす。うふっ) 何のはなしだ(¥??¥)そうだ。設計事務所の話だ。 今回の偽装構造計算事件のことで、知り合いの設計屋さんに感想を聞きに行ってきました。 みなさん、うんざりした顔をしていましたが、私のブログに紹介したいと言いますと、 まんざらでもなさそうに話してくれました。 でも、この設計事務所の所長さんたちネットやってないんだよね。。 で、まず、構造計算を偽装してまでのリスクを背負う設計料はもらっていないはず。 つまり、偽装して、他人の生命財産を危機にさらしてでも それが、一生、左団扇(ひだりうちわ)での生活ができるのならば、考えるかもしれない。。 今回の物件の構造計算料は100万円ももらってないと、多くの同業者は思っている。 1件の構造計算設計料が100万円、多く言って200万円だとして、 その額が、公共の財産を守る建築士のプライドと比較した場合。秤にかけられるものなのだろうか? もうちょっと突っ込んだ話を実はしてきましたので、 その詳しい話は、次回のこころだ~~(小沢昭一 風) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005/12/03 05:02:19 PM
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