テーマ:今日のこと★☆(106233)
カテゴリ:中国古典
4月20日「3人で行えば、必ずわが師あり」
「三人行、必有我師焉」『論語』 「かりに何人かで一緒に仕事をするとしよう。 私にとって、かれらはみな先生だ」となる。 別な解釈もあるが、今はそう解しておく。 孔子はこう語ったあとで、つぎのように付け加えている。 「その善なる者を択びてこれに従い、その不善なる者にしてこれを改む」 すぐれた人からは積極的に学べるし、劣る人は私に反省の材料を与えてくれる、というのだ。 先にも述べたように、孔子という人は、貧しい家庭に育ち、早くから自分で働いて生活の資をかせがなければならなかった。 言わば、生活の苦労をつぶさになめて育った人である。 そういうなかで孔子は、学問で身を立てようと決意した。 だが、貧しい少年には先生について学ぶことなど不可能である。 かれの先生は周囲の人々であり、見たり聞いたりすることが、みな勉強の材料となった。 かれもまた「他山の石」で自分を磨いたのである。 【送料無料】中国古典一日一言 [ 守屋洋 ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 28, 2013 10:37:02 PM
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