Loving Spoonful ～エリーより愛をこめて

人間ドックの二次検査に行ってきました。
健康管理のために年に一回
必ず人間ドックを受診しています。
そして引っかかる項目はいつもだいたい同じ。


軽いところでは
肥満とコレステロールの項目。
これはだいたい毎年ひっかかります。
肥満といっても太り過ぎなのではなくやせ気味なのです。
「標準」でなければ
太り気味でもやせ気味でもダメみたいですね。


それとコレステロール値。
これも値が高いのではなく標準値よりも低いのです。
コレステロール値が低過ぎると
血管がもろくなるのでよくないのだそう。
じゃあコレステロール値を上げるにはどうすればいいの？
一週間に３個以上卵を食べるといいのだとか。


それだけで済めばいいのですが
他にももう何年も前から
よく二次検査にまわってしまう項目がありまして
一つは一度専門の病院で診てもらっているので
まあいいのですが
もう一つ.......


胸部レントゲンを撮ると必ず
片方の肺に白いかたまりが映るのです。
初めて指摘されたのはもう２０年程前のこと。
その時に言われたことは
「あなた、１０年ぐらい前に
肺に跡が残る程ひどい流感にかかったでしょう。」


確かにその１０年前に１０日間ぐらい
トイレに起きることもできないぐらいひどい流感、
つまりインフルエンザにかかっていました。
あの時の先生、よく年数までわかりましたね〜。


その後も何年かに一度ぐらい
二次検査（精密検査）を受診せねばならない項目に
入っていたのですが
また同じことが言われるのだろうと思って
受けずに済ませてしまっていました。


でも二次検査を受けたかどうか
職場に報告しなくてはならないと言われ
まあ一度受けておこうかな，と思い
年末に病院でＣＴを撮りました。


そして二次検査の結果を聞きに行くと
「何でもありませんでした。」ということでした。
「ガンというようなことはありません。」と
言い添えられました。
そんなこと全く心配してなかったですけどね。
もし“肺ガン”です、なんて言われたら
全く心の準備ができていませんでしたね。
そうじゃなくてよかった。


数年前に胃検診をした時に
胃のレントゲン写真に黒いものが写っていると言われ
医者に胃カメラを飲んでみた方がいいかも、と言われたことがあります。
胃カメラは恐ろしく痛く苦しいものだと聞いていたので
ちょっと躊躇しているとその先生は少しの沈黙の後

「もしこのまま放っておいても
一年後の検査の時に
全身をがん細胞に冒されているというようなことにはなりません。」

と言われました。


これではなんだか
もしかしたらガンかもしれないけど
１年ぐらいだったら死にはしないだろう......って
言われているみたいですよね〜。


もしガンだったら黒くならずに白くなるから
インクの具合で
黒くなっているだけかもしれませんけどね、とも言われました。


なんだか複雑な気持ちでしたが
とりあえず胃カメラを飲みました。
結果なんともなかったのでよかったですけど
その時のレントゲンの写真を見て言われたことは

「あなたは人より胃が大きい」


「いつも少し食べたらすぐに満腹になってしまうんですけど」と言うと
「いや、そんな胃じゃない。」なんて言われて.....。　

やれやれ。


そんなこんなで精密検査って本当にめんどくさいですね。