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テーマ:スマトラ島地震(322)
カテゴリ:国際協力&環境問題
仕事の関係で、スマトラ沖地震の援助物資&募金を集めました。色々なところに声を掛けて、最初は集まらないだろうなぁ~と思っていたのですが、意外や意外、色々な物資が集まりました。
大抵の物はお中元やお歳暮でもらったもの。未開封の石けんや洗剤やタオルや筆記用具が、出るわ出るわで大変な量に。 そこで気がついたこと。日本って何て無駄の多い国なんだろう・・・使ってもいない物を大量に抱え込んでいて、こういう機会にゴミに出す代わりに援助物資として出すと言う。 一緒に荷物整理をしていた子は「その無駄が役に立つ時が来たんだからいいじゃない」と言ってました。確かにそうなんだけど、物がない貧しい国がある一方で、こうやって無駄を集めてまるで良いことをしているみたいな顔をして物資を送るのって何だかなぁって感じ。 こういう無駄があるから経済がまわっているというのもあるから、良いとか悪いとかは言えないんだけどね。でも自分が使わないんだったら、石けんなんかお歳暮に贈るなよ~と言いたい!やっぱり贈る物は喜ばれる物を贈りたいよね。 そしてもっと何だかなぁと思うのが、お金が集まらないところ。普段、家に眠っているいらない物は出せても、財布の中に余っているお金は出せない物らしいです。 物資を置いていく人はいても、その横に置いてある募金箱にお金を入れていく人はほとんどいないのよ。だから物資が余計に偽善的に感じてしまう。 日本はもともと助け合いの国だったはず。それが国としては義援金やらODAやら、色々とお金を出したがるのに、一人一人のお財布の紐はかたいのよ。もともと宗教をベースに持っている人の方が、チャリティーには寛大なのか?? そう言えばイギリスに住む友人のメールでは、イギリス国民が集めた募金は、日本国民が集めた募金の6倍だとか。それだって昨日のチャリティーライブの前の話。昨日のライブでは億単位でお金が集まっていたので、6倍どころじゃなくなっているんだろうなぁ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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