あしたもいいこと ありますように

GWなんてどこの国の話よ なんて腐ったが、私にも休みはある。フツーに公休として。
で、子供の日の祝日、公休だった私。暫し GW気分♪
お友達のＨ子ちゃんとランチする。

彼女は、去年の春にドロドロの離婚劇に終止符を打ち、今に至る。
家の名義は共有名義。スッゲー家だったが、住宅ローンもそれなりにスゲー。
ご主人、いや、元ご主人は外資系企業で、一応『一流』の部類なのではないかな。
なので、滞りなく返済していたのだが、離婚することになったら、もう家はいりませんと。
Ｈ子ちゃんは、あれこれプランを考えて建てた自慢の城。手放すのは惜しい。
そりゃ 惜しいだろう。私の物じゃないけど、私も惜しいと思ったもの、 あの家。

名義変更して、彼女の名義にして返済すればよいのだが、
子供２人を抱えて、オンナ手ひとつで、あの金額のローンを肩代わりするのはムリというもの。
しかも、無職だし 到底無理な話だ。
就活はするものの、なかなか思うような仕事も無く、今流行りの？生活保護を受けている。
家は競売にかけられ、他人の手に渡ってしまった。
元ご主人から養育費は貰ってない。貰えば、受給額が減額されるだけだ。

私と同じくらい？か、それ以上の受給額に、
「あ～ 昼夜 働いてもこれなら 働くのやめたい。（泣）」
私がそう思うのだから、彼女もそのように思うのは当然なのだろう。
「働くのは損。」

収入があれば、その分 受給額から差し引かれるので、
少しの収入だったら、ホント 働かない方がよっぽどマシなのだが、
思春期の子供達。働かない母を見て育つのはいかがなものかと。
減額されても、とりあえず働いた方がいいんじゃないの？
ちょっと辛口な私の言葉に、彼女はちょっと感じるところがあったようで。
とりあえず、登録制で月２．３日の仕事に就いている。

離婚してから数年の孤独感は、さぞかしだろうと私も思う。
ヒマでつまらないとか、寂しいと言う彼女に、
「じゃ、働け。」と言う私は、よほど友達甲斐がないのだろうか。

離婚して１年余り。色々な思いに揺れるのはしょうがない。
働く意欲も、まだ起きないのかもしれない。
離婚した当初は、落ち着くまではしょうがないなと思っていた。
彼女は、事情があって、実家に戻れないので、本当に孤独だと思う。
ババァ ウルセーと言いながらも、実家に戻れた私とは
比べ物にはならないくらい大変な環境だ。

もう働くのはイヤ という彼女は、婚活を始めた。
数年後、子供が今よりも大人になったら、再婚して、専業主婦になるのだと言う。
そりゃぁ 私もこんな歳になってまで、あくせく働く予定じゃなかったよ。（笑）
再婚して、専業主婦。夢だわぁ。
彼女は、元来 やる時はやる女なので、（笑）
きっと、いい人を見つけて、再婚するのかもなぁなんて思う。
女が働いて貰える給料なんて、たかが知れてる。
下の子供だって、上の学校へ進むかもしれないし。
そのためにも再婚した方が経済的に心配ないし。
それもいいな。それもありだよな。

そうなのだけど、なんか腑に落ちないなと最近思うようになった。
今さら、他人に頼って生きるのって 私にできるかな。
ムリかもなぁ。。。。な～んて考えてるうちに、
Ｈ子ちゃんは、きっと再婚して（笑）憧れの専業主婦になって、
私はというと、バーサンになっても、ず～っとあくせく働いて
あれ？なんで？って事になってるよーな気がするのだ。