** smiley cafe **

■３日目・その１（１月５日）「不機嫌怪獣＆あきりんついに爆発」

５日の朝は、昨日寝坊した教訓を生かし８時には起きて朝食へ。
この日はさすがに、ほぼ全種類揃ったバイキングを楽しめました。
このホテル定番の朝ご飯も、今回は年始だったのでおせちも用意されて
ちょっとしたお正月気分も味わえました。

朝食の後は、チェックアウトの１２時までのんびり過ごして
ホテル近くにあるお店でお昼を食べてから、軽井沢のアウトレットへ…と
当初は計画してましたが、朝食を食べ過ぎてしまいとても１２時から
お昼を食べる気にはなれず…。（笑）

そのお店も、今まで行ったことのないところだったので残念でしたが
しかたなく諦め、少し早めにチェックアウトしてアウトレットへ出発。
ホテルを出て３０分ほどで到着し、まずは子供服のお店や
地元の食料品を集めたお店などを覗いてみました。

初売りの時期だったので、福袋を買おうかなぁと思ってましたが
さすがに５日ともなると、どこも残り少ないかすでに完売。
いくつか見つけた子供服のものも、ありきたりのものしか入っていなくて
福袋として買わなくてもいいかなぁ･･･と結局買うのをやめました。

車の中で少し寝たけれど、そーたはかなり不機嫌で買い物の間中ずっとグズグズ。
それでも、子供服売り場の中央にあるトーマスの乗り物には興味を示し
初めは嫌だと言ったものの「そーちゃん、とーましゅのりたいの…」と
態度を変えたので（笑）私も一緒に乗りました。



どうやら、そーたもお腹が空いて機嫌が悪かったようなので
お昼を食べにアウトレット内の創作うどん屋「みるや」へ。
ここはお気に入りで、何度か入ったことのあるお店です。

狭い店内なので席も少なく、遅い時間の割には空いてたところが２人掛け１つのみ。
そこに３人で座れというので、広いところが空くまで待ってもいいか聞くと
渋々といった感じで了承されたので、入り口のイスに座って待ちました。
が、待ってる私達を見て入るのをやめるお客さんが数組いたのを見ると
店員さん同士で何やら耳打ちした後、隣が空いたらテーブルをくっつけるので
とりあえず２人掛けに座るように言われました。

…まぁ、お客さんを取り逃がしたくない気持ちはわかるけど。(-_-;)
しかたなくそうすることにして、隣が空くのを待ちましたが
ちょうどそろそろ空くかな…という時に、運悪くお客さんが１組入ってきました。

あぁ～～これは絶対くっつけるのを断ってくるな…と思っていたら
またまた店員さんが相談し合い、案の定「あの～～お料理は…（２人分ですし）」と
言いに来たので、私は面倒でろくに言葉も聞かず「はいはい、いいですよ」と返事。

ここで、旅行中ずっと恐れていたことが起こってしまいました。
ええ、ダンナ様の怒りがついに（静かに）爆発です。（笑）
店に入ってからだんだん表情が険しくなり、料理が来た頃にはものすごい形相に。(*_*)

ゆとりのある２人席なら良いのだけど、店自体が狭いのでイスもテーブルも小ぶりで
冬の厚手のコートをイスの背に掛けることも出来ず、あきりんは前に抱えたまま。
隣との間隔も狭いので、身を縮こまらせて食べなければならず
体の大きなあきりんには窮屈そうでした。

しかも悪いことに、そーたは言うことを聞かなくて落ち着かないわ、
後から来た私達と同じ構成の家族連れが、すんなり４人席に通されるわで
あきりんの堪忍袋の緒は完全にプッツリ切断…。
終始無言で食べ続け、食べ終わって席を立った時も、顔を見た店員さんが
思わずギョッとするほどの怖い顔。（笑）

店を出た後は、後ろも振り返らずさっさと自分のペースで歩を進め
「パパ～～待って～～！」と必死に追いつこうとするそーたの叫びもむなしく
私達は何とか見失わないようについていくのが精一杯。

私が怒らせたんじゃないのが救いでしたが、話しかけても生返事だし
これじゃあ買い物は楽しめないなぁと思っていたら、「車へ帰る…」と言い出しました。
（後から聞いたら、怒りもあったけど寒さに耐えられなかったそうです(^^ゞ）

好きにしていいと言うので、そーたを連れて何軒か見て回ったけど
自分の興味のないところは、入ることも許さないといった感じなので
ゆっくり見ることも出来ず、泣く泣く車に戻りました…。
せっかく、今回の買い物はたくさん買っちゃおうか？なんて話して
楽しみにしてたのになぁ…。(-_-;)

あったかいミルクティーを買って車に戻ると、少しは落ち着いた様子のあきりん。
私はやっぱり諦めきれずに、そーたとミルクティーを置いて
もう少し見にお店へ戻りました。
結局、欲しいものは見つからずに買い物は終了。

この日泊まるホテルへ移動しながら、お昼のことを少し話しましたが
お店の理不尽な対応にご立腹だったようです。
確かに、結構切れ目がなくお客さんが来るのは、店側もわかってるんだから
空いたらつけるから…なんてぬか喜びさせるようなことを
言わなきゃいいのにとは私も思いました。

同じ状況のお客に対して違う対応をしたことも、一貫性がないと怒ってました。
運不運があるにせよ、私達は窮屈に食事をし、もう一方では悠々と…では
同じお金を払ってるのに、納得が行かない気持ちになりますよねぇ。

より多くのお客さんに席を提供したいのもわかるけど、その場しのぎと言うか
あんまりお客のことを考えた接客じゃないなぁと。
いくら料理２人分は乗せられても、子供に食べさせるにはそれなりにスペースも要るし。
最近は、子連れに配慮してくれるお店が多いので、私達にも甘えがあるのかなぁ。
双方が気持ち良く同じ空間で過ごす為には、行くお店は選ばなくちゃいけないですね。

マメにいろんな所へ出かけるので、こういうことに遭遇する機会も多いのかなぁ。
旅の最中に１度は、何かしらトラブルが発生する気がしますが…(^_^;)

【長くなったので、その２へ続く…】