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無性にそうじがしたくなる日本初のそうじ小説、
『なぜ「そうじ」をすると人生が変わるのか?』(ダイヤモンド社) を拝読。著者は志賀内泰弘氏である。 そうじの本はたくさん出ているが、そうじのノウハウを書いた本が 多く、また、これほどまでに興味をひかれた本はない。 たまたま、新聞の一面の一番下、一番左にこの本の広告が載っていて どうしても読んでみたい衝動に駆られた。 そうじには義務感が伴うことが多かったのだが、このそうじ小説を読 んで、無心でそうじがしたくなった。 ちなみに、そうじをすれば売上が上がるが、売上を上げよう とそうじをすると、効果は出ない。つまり逆は必ず真ならずらしい。 なぜ「そうじ」をすると人生が変わるのか?それは、 仕事には気づきが必要で、その気づきを教えてくれる、もっとも 安上がりで、もっとも簡単なトレーニングなんだ、等とあり、 他にもたくさんの示唆的なキーワードがちりばめられている。 ストーリーは実話ベースで、読み進めるうちにぐいぐい引きこまれ、 また、なるほど・・・という納得感も増して来る。 なぜ「そうじ」をすると人生が変わるのか?なぜ「そうじ」をする ことがこんなに重要なのか?が本当の意味で腑に落ちるのが素晴ら しい。 主人公が、幼稚園児・龍くんの言動にヒントを得て、自らの課題の 突破口を見つけるのも、なかなか面白い展開ではある。 この本が、一家に一冊、会社の各部署に一冊、そして学校のクラス にも1冊あれば、きっとこの国ももっとよくなる、と思える、優れた 「人生の指南書」である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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