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カテゴリ:ゲーム
>hirouさん
はじめまして。長年のご愛読、ありがとうございます。その間、果たしてご期待に沿える活動だったかどうか・・・。 悪魔城年代記と株式会社アクセスについての情報も、ありがとうございます。一応、年代記の移植をアクセスが担当したと言う事は知っていました。 確かに、アクセスが完全移植ではないにしろ、ちゃんとしたものを提供していれば何の問題も起きなかったわけで、「アクセスが悪い!」とぶった切る事は簡単ですが。 やはりコナミは非難を免れ得ないと思います。 悪魔城年代記がどうだったのかは分かりませんが、妥当な線で考えれば、コナミがアクセスを選び、予算と納期を設定して発注を行ったはずで、発注先の実力を見誤った事に最初の過失があるわけです。 制作中のどの段階でコナミが「どうやら市場に出せる品質に達していない」と認識したのか、あるいは発売してユーザーから苦情を受けるまで認識出来なかったのか、そもそも「音飛びくらい気にすんな」という認識だったのか、あくまで「コナミ」のブランドで発売する以上、その品質に対する責任は、コナミにある、と思います。 発売後は、売り上げに応じてある程度のインセンティブがあったかも知れませんが、基本的には売れたら売れた分だけコナミの利益となります。「売り上げはコナミ、責任はアクセス」とするのはちょっと虫が良すぎる話ではないでしょうか。 感情的な次元では、やはりコナミの代表作とも言えるシリーズの、それもプレイヤーからの要望が強かったであろうゲームの移植を、外部に委託してしまう、しかも問題が起きてまともに対応しない、そうした部分に切なさを感じてしまいますね。「コナミとIGA氏の名誉」とは言いますが、コナミが自ら捨ててしまった名誉を、わざわざファンが拾い集めて守るいわれは無いと思います。 当時のコナミは、音ゲーとスポーツに版権ゴロでブイブイ言わせていた、憎まれっ子世にはばかる状態だったわけですが、とりあえず出すゲーム自体の質は悪くなかった(と思っています)わけです。「何と言われようと、ゲームの品質だけは守る」、その事こそが、自ら守るべき「コナミの名誉」だったのではないでしょうか。 ファンとして、どういった姿勢が正しいのは結局分からないのですが、おそらくは、メーカーの名誉を守ったり、事情を勘案することではなく、ゲームを楽しむ事、ゲームに対して正しい評価を下すことが、ファンの最も重要な役割なんじゃないかと思います。そうは言ってもなかなか難しい事だと承知してはいますが・・・ あまり大した記事もイラストも出来ぬまま、だらだら続くサイトではありますが、今後とも末永くお付き合い頂けましたらと思います。では。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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