2015年、平成27年元日の今日は、神奈川県伊勢原市にある阿夫利(あふり)神社の下社へ初詣に行ってきた。大山(おおやま)山麓の標高約700mのところにある神社で、ケーブルカーで行くことができる。
ここに到着したのは午後2時ごろで、雪が降っていたためか例年より人が少ない様子。私が着いてから雪が強まってきたため、結局、ここには20分ほど滞在しただけで、早々と下山した。で、今日は阿夫利神社下社に行くに当たって楽しみにしていたものがある。それは「大山菜」の漬物である。
日本各地には、それぞれの土地で昔から栽培されてきた菜っ葉類があり、その地名を取って「○○菜」と呼ばれるものが多い。有名なものには長野の「野沢菜」や、東京の
中森明菜ではなく(笑)「小松菜」などがある。その他、大阪の
そんなアホ菜ではなく(笑)「大阪白菜」、福岡の「博多かつお菜」、広島の「広島菜」など、地域在来の品種が全国に多数ある。で、神奈川県伊勢原市にもご当地野菜がちゃんとある。それが、大山山麓で栽培されている「大山菜」である。栽培している農家は現在わずか7軒、しかもこのネットの普及したご時世に通販もされていない(?)ようで、この時期にこの地域でしか手に入らないまさに幻のご当地野菜である。
この大山菜、カラシナの一種でピリリとした辛味があるのが特徴である。原材料は何と大山菜と塩だけという、昔ながらの製法で作られている。私が好きな食べ方は、細かく刻んでご飯に混ぜること。大山菜を混ぜるとご飯が進みやすい。伊勢原市子易地区のJAいせはらの直売所で売られるほか、大山のケーブルカーの駅に行く途中のお土産屋に売られている。興味がある方はぜひ買われたし。