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園芸侍の「なんでも植物栽培記」

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カテゴリ:山野草・野生蘭
 今年の冬休みは、かつて住んでいた大阪と和歌山に里帰りした。12月28日と29日は和歌山県北部の山間部でドライブを楽しんだ。で、その山間部で、ツリシュスランの自生地を見つけた。その場所は、標高が高く霧に覆われることが多いのか湿度が高く、多くの木々が分厚く苔むしていた。実際、私が行った時は時折小雨がぱらつく天気だったのだが、常にかなり濃い霧が立ち込めていた。こういうところには着生蘭が自生しているのではないかと期待を膨らませていたところ、わずかながらツリシュスランが自生しているのを見つけた。
ツリシュスラン 自生地 20141229-1ツリシュスラン 自生地 20141229-2
 分厚い苔に覆われた木の幹に、ネジバナのような小さな植物が群生している。これがツリシュスランだ。実は、ツリシュスランは小学生の頃から知ってはいたが、実物を見たのはこれが初めて。見てすぐにツリシュスランだと分かった。これはシュスラン属としては珍しい着生蘭ではあるが、分厚い苔の中に根を下ろしているので、どちらかと言うと地性蘭に近い性質なのではなかろうか。残念ながら開花期は夏なので今は花が付いていないのだが、それでも初めて自生の姿を拝見できて心が躍った。
 そして、もっと自生していないか近辺を探し回ったところ、もう1本、ツリシュスランが着生している木を見つけた。正確に言えば、自生している姿は肉眼では確認できなかったのだが、その木の下にツリシュスランが落下していたのだ。
ツリシュスラン 落下 20141229
 ご覧の通り、私の指と比べて非常に小さいのが分かる。しかし、やはり着生蘭であるためか、本体の大きさ(小ささ)の割には根は太い。この株は、撮影後、元の場所に置いておいた。
 さて、ツリシュスランは栽培が困難で、山野草業者にさえほとんど出回らない。今回、自生地を見てその理由が良く分かった。標高が高く霧が立ち込めやすい気候で、自然に木が分厚く苔むすような環境でないと栽培は困難と思われる。機会があったら開花期にまた訪れてみたいものだが、ちょっと遠いのが残念。。。





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最終更新日  2014.12.31 23:23:01
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