4月9日の土曜日は、先日借りたばかりの成田の貸農園に、現在育成中のレッド&ブラウン下仁田ネギを定植した。ちなみに、レッド&ブラウン下仁田ネギとはなんぞや?とお思いの方は、このブログの下仁田ネギのカテゴリーの過去ログを参照されたし。
これが昨年の10月に種子を蒔いて育ててきたレッド&ブラウン下仁田ネギの苗である。右がレッドで左がブラウンである。昨年9月に転勤があった関係で播種時期が遅く、本来よりも苗が細く小さいが、気温の上昇と共に遅れを挽回してくれると思う。
これがレッド種の苗の根元で、ちゃんと赤い色素が入っている。この中から、さらに色が濃く、ずんぐりむっくりした形状の個体を選別し、種子を採ってさらに育種を続ける予定だ。
これが貸農園に仮植えした直後の様子。しかし、これだと秋のタマネギの定植時の光景と変わらない。貸農園の周囲の人は、なんで今頃タマネギなんか植えるんだ?と首を傾げているのではなかろうか(笑)。
ちなみに、レッド下仁田ネギが私の畑に出現したのが2009年2月のこと。その1本から育種を繰り返し、この上の画像のものは2015年1月4日に収穫した4代目である。今回仮植えしたのは5代目になる。上手く形質が固定できたら、種苗登録して一山当てようかと皮算用している(笑)。ブラウンが出現したのは2007年1月のことで、それから数えて6代目だ。こちらも期待したい。