カテゴリ:90年代女性ソロ
買った日に一回聴いて、「あーこりゃ私には合わないな」と以後ほったらかしにしといたアルバム。 デ・ダナンで歌っていた人なんだよねメアリー・ブラックって?と「名前だけは知ってる存在」として頭の片隅にインプットされていたんだけどもね。 民俗度の高いアイリッシュを期待して聴いたものだから、理想と現実のギャップにウッハァ…。無知って恐ろしいです。 まあブックオフで買ったんだし、と無理矢理自己慰めしているとこなんだけど、ドーナル・ラニー関連作やチーフタンズも同じブックオフF生店で購入してるんだよね…。 そういうわけで、方向性としては女性シンガー王道ものに属するアルバムです。 ブリットポップにうつつを抜かす高校生だった95年当時にリアルタイムで聴いてたとしたら、セリーヌ・ディオンやマライア・キャリーのカテゴリーに加えていると思う。 彼女たちとは声域からして違うけど、私が(自分勝手に)思い描いているアイルランド人シンガーのイメージからは大きくかけ離れているものでね。 デ・ダナンにいた事実がなかったら、一般ロック/ポップスの棚にいなきゃいけない内容だと思います。 アルト~メゾソプラノのわずかに曇った声で(シニード・オコナーにもちょっと似てる箇所あったよ)、囁き調で歌うことも結構あり。 歌っているのはすべてカバー曲で、AORというか洗練されまくりというか、うーんやっぱり普通の歌ものだなあ。可もなく不可もなくの一般向けポップス。 厳しいことばっか言ってますが滅茶苦茶退屈、聴き続けるの辛いですレベルまでは落ちてないです。 とくにこだわっているジャンルはない耳の広い人なら問題なく聴けると思うな。エグい英国民謡に目がない私だから高得点を付けられないってだけね。 でも4曲も取り上げているノエル・ブラジルは気になる存在になったんで、これ買った2年半後にソロを発見、入手してみた。それのレビューは474号で出します。 あ、ラストはライブ録音だ。 人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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