カテゴリ:70年代男性グループ
むっさい兄さん2人組。 曲買いなもんで、彼らが何者なのかはよくわからんです。 判明しているのはボブ・フォックスがイングランド北東部のシンガー/ギタリストってことと、スチュ・ラックリーがスコットランドのヘッジホッグ・パイ出身なこと、それから本作がデュオ名義での1作目ってことだけ。 たぶん、筒幅が気合たっぷりなブーツ(というか魚市場の長靴に見える…)を履いているのがフォックスさんだと思うのだけど、立派なおなかが親分っぽい風格とは裏腹に滑らかでダンディなお声をしています。 メインのシンガーはフォックスさんで、ラックリーさんは4と9でリードをとっている以外はバッキング担当。 ラックリーさんの歌声はちょっとエヘヘ入りかな。渋みという点ではフォックスさんにはかないません。 アコースティックな弦楽器を中心とした演奏に、息の合った重唱。 土の香りのする朴訥フォーキーです。 遠くを見つめたくなる物悲しげな旋律があちこちに登場していて、もーたまりません。 見覚えのある曲名が多数並んでいますが、4はマーティン・カーシーもソロ1作目で取り上げていたホームレスについての歌。 また2のメロディはフェアポート・コンヴェンションと似た感じで、実際にフォックスさんはフェアポートの面々と共演もしています。 あとはドノヴァンのカバー9が注目かな。 本家バージョンは67年発表のこちらの14曲目に入ってます。 ★ボブ・フォックス公式サイト→http://www.bobfoxmusic.com/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/05/31 05:48:27 PM
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