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英国民謡好きの戯言

英国民謡好きの戯言

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2006/07/22
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カテゴリ:2000年代女性ソロ

  1. The Blessing (Oidhche Mhath Leibh) (John McFayden/trad)
  2. Sweet Betsy From Pike
  3. I Am Going To The West (Dover)
  4. The Streets Of Laredo (The Sailor Cut Down In His Prime)
  5. Lord Franklin
  6. An Spailpin Fanach
  7. Last Night By The River (Dover)
  8. The Water Is Wide
  9. Wondrous Love
  10. Winter’s Night
  11. My Dearest Dear
  12. Brother Green


Connie Dover
vo
Skip Gorman
vo, g, fiddle
Russ Barenburg, Zan McLeod
g
Jerry Douglas
dobro, weissenborn-g
Roger Landes
bouzouki, g
John Hartford
banjo
Dave Pomeroy
fretless-b
Bob Burns
upright-b, bowed-b
John Catchings
cello
Paddy League
per
Phil Cunningham
p, accordion, key, penny whistle, g
Johnny Cunningham
fiddle
Craig Duncan
hammered dulcimer
Jerry O’Sullivan
uilleann pipes
Arthur Shortbull
eagle bone whistle

 カウガールスタイルもよくお似合いの美声シンガー、コニー・ドーヴァーの4作目あたり。
 おそらくは現時点での最新作だと思います。

 録音場所が地元アメリカになり、それに伴いゲスト陣も知らない名前が増えた(しかもやたら多い)けど、プロデューサーはフィル・カニンガムだから許す。
 さらに兄上のジョニー・カニンガムも参加してるから許す。
 民謡率が高まってるから「ゲスト多すぎいいかげんにしてよー」なんて文句は言わないよ!

 懐かしさ、優しさ、切なさ、美しさ…そんな言葉が似合う曲たち。
 控えめながら適度に主張しているバックの演奏もいい感じです。

 もう本当に心に沁みわたるっていうか、洗われるんですわ。
 悲しくないのになぜか泣きたくなってきます。
 聴いていると全身の毛穴がモゾモゾッと蠢きます…あ、なんか気持ち悪い表現だなこれ。

 とにかくね、アメリカ人でもここまで気品に満ち溢れた音楽を作れるのかあ…と感心しましたよ。(ものすごい偏見です)

 4の後半部はスキップ・ゴーマン(なかなかクールな名前だよね。スキップ傲慢って)が歌担当。
 いきなりむさい声が出てきてびびったよ!
 しかしこういうふうに男性がリードでコニーさんがバッキングに回るスタイルもいいなあ。

 5分以上の曲が半数を占めてるけど、「とっとと終わって次の曲へ行きましょう」オーラは出す必要ないです。
 というか出る気配すらありませんね。だって楽曲レベル高くて飽きの隙間なんてありませんから。


connie dover_the border_1
スリムな彼女はロンスカがよく似合う。しかしこういうのもキュート



★公式サイト→http://www.conniedover.com/


■アメリカ人女性シンガーの特集はおしまい。あっという間だなあオイ。



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Last updated  2006/08/30 07:34:55 PM
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